【明慧日本2014年8月5日】貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州の中国共産党関係者は、多くの法輪功学習者に血液検査をさせている。学習者らの血液や毛髪を採取するのは、生体臓器狩りに関連したDNA検査のためだと見られている。
先月15日、学習者・李錫仙さんの自宅に警官が訪ねて来たという。しかし、しばらく経つと警官は、李さんの息子に「高血圧があるかどうかを検査する」という口実で李さんの採血を促したが、李さんは拒否した。
同日、学習者・呉東仙さんは、「社区」(中国共産党の末端組織
翌日、学習者・楊忠秀さんも警官から採血を迫られたという。
そのほか、警官は4月、学習者・羅金娣さんの自宅を訪ね、無料の健康検査をしたいと言った。羅さんは自分には病気がなく、検査する必要がないと断った。そして、検査が無料なら夫の検査をしてもらいたいと要求したが、警官は断った。
同月の末、丹寨県公安局のスパイは、学習者・呉学仙さんの職場を訪ね、採血を要求をしたが、呉さんは拒否した。翌日、職場の全員が採血されることになり、呉さんは上司に必ず採血に行くようにと命じられた。呉さんは採血に行かず、下に降りたが、前日に会った警官が監視しているのを目にした。
今年の4月末から7月の初めまで、貴陽市の多くの派出所、居民委員会の関係者は、学習者の自宅に侵入し、採血を強要した。多くの学習者は拒否したが、一部の学習者は採血された。また、4月22日から、地元の長江路派出所の関係者は、身分証明書の番号登録に間違いがあるという理由で、管轄範囲内のすべての学習者の住宅を回った。さらに採血を要求し、データを登録すると言った。
明慧ネットの情報によると最近、貴州省、遼寧省では頻繁に法輪功学習者を狙った採血が起きている。警官の話によると、上からの命令だという。