吉林市:70代の法輪功学習者が3年間苦しめられる(写真)
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 【明慧日本2014年8月31日】吉林市竜潭(りゅうたん)区の法輪功学習者・李長海さん(68)は、中国伝統文化を広める神韻公演を収録したDVDを配ったとして、懲役7年の不当判決を宣告され、刑務所の精神病監室に監禁された。

 吉林市の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)などの法輪功を迫害する機関が竜潭区裁判所をコントロールし、2012年9月、家族にも知らせず弁護士にも依頼しない状況下で、非公開裁判を行い、李さんに懲役7年の不当判決を宣告して吉林省公主嶺刑務所に移送した。

李長海さん

 2012年2月17日、李さんは神韻公演を収録したDVDを人々に配っていた時、竜潭区龍華派出所の警官により不当に連行され、ビンタを打たれた。李さんの顔は腫れ上がって変形した。警官は李さんの服を脱がせて下着一枚にし、李さんの家の鍵を奪った。10数人の警官らは李さんの家へ行き、自らドアを開けて法輪功の書籍と現金6千数元を押収し、壁に貼ってあった年画と対聯(たいれん:中国において2句で一組の文句を家屋の内壁外壁などに貼ったりする)を引き裂いた。

 その後、李さんは吉林市留置場に送られた。15日後、竜華派出所と竜潭公安支局が談合した結果、李さんを吉林市留置場に拘禁した。

 2012年3月26日、李さんの家族は竜潭公安支局から逮捕通知書を受け取った。しかし、関係者欄は全て空白で署名もなく、罪名は捏造されたものだった。家族はそれを承認できず、弁護士に弁護を依頼した。弁護士は訴訟手続きに従って留置場で李さんと接見し、竜潭区検察院の公文書を調べて、コピーした。

 2012年8月31日、竜潭区検察院は家族と弁護士にも知らせない状況下で、李さんに対して不正裁判を行った。9月上旬、李さんの家族は吉林省公主嶺刑務所の封書を受け取り、李さんはすでに刑務所に拘禁されて迫害されていることが分かった。

 昨年、李さんは刑務所で煉功を続けたことが原因で、精神病監室に監禁され、半月以上苦しめられた。

 現在、李さんは刑務所に900日余り監禁されているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/23/296362.html)
 
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