同修に真相を伝える条件と環境を提供する(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年10月15日】(前の文へ

 刑務所へ同修の面会に行く

 2013年、同修Eが労働教養所に不法に監禁された親戚(同修)のために、面会へ行くとの話を聞き、私は一人で行くよりも、誰か同修が一緒に同伴すれば、同修Eを正念で助けることもできるし、常人のご家族にとっても慰めと励ましになると思いました。しかし当時、他の同修を呼ぶ時間がなく、自分が同修Eと一緒に行くと決めました。母はこの事を聞いた後、一緒に行きたいと言いました。刑務所までは500キロの遠い道程を越えなければならず、80歳近くの母は体の状態もよくなかったため、大丈夫かなと心配でしたが、母はどうしても行くと堅持し、私は同意しました。

 3人で交流して、法理に基づき、自分たちは単に同修を見舞いに行くのではなく、法を実証し、衆生を救い済度し、同修を励まし、同修を正念で加持し、中の情報を持ち出して邪悪を暴露し、邪悪を解体し、黒い巣(刑務所)を解体し、近距離で正念を発して、すべて不法に監禁された大法弟子が正しい念を持ち正しく行うよう加持すると、認識と目的を明確にしました。他の同修に連絡して正念で協力するよう求め、一人一人が自分の責任と使命を負い、過程で向上すると決めました。

 夜9時過ぎ、私たちは汽車を乗りました。3人がけの椅子で、対面で合わせると六人がけになります。私たち3人以外に、もう一人の常人がいて、この人に真相を伝え三退をさせました。11時過ぎ、向こうの椅子が空き、母は横になって寝ることができました。朝6時過ぎ、汽車を降りて簡単にご飯を済ませ、自動車に乗って労働教養所に着きました。私たちは、そこでずっと正念を発しました。

 その日は面会日だったので、人でいっぱいでした。9時から面会の手続きをし始め、ちょうど出勤の時間だったから、たくさんの警官たちが行き来しました。間もなく激しい喧嘩の声が聞こえて見に行くと、ある同修の家族が現地派出所の証明がないため、面会を許可されなかったのです。ある人は「所長に賄賂を渡せば面会を許してくれる」と言いましたが、私はこの家族に、決してお金をあげてはいけないと勧め、彼に「大法弟子は皆いい人であり、不法に監禁されたことはすでに濡れ衣を着せられたので、面会にお金を使うのは更にいけません。正々堂々と必ず会うことができます」と言いました。彼も同意して、試してみると言いました。

 母と簡単な交流を行いました。私たちは師が法を正すことに手伝い、衆生を救い済度しに来たから、いわゆる証明、身分証明書、面会書は私たちと関係がなく、必ず同修に会うことができ、警官を操る背後のすべての邪悪を解体し、師が法を正すことを手伝い、衆生を救い済度する大法弟子を、衆生を利用して阻むことは許されず、衆生が邪悪に利用され大法へ罪を犯すことによって衆生を滅することも許されないと決めました。10時半が過ぎましたが、私たちの順番は回ってこなかった上、なぜか面会は停止になりました。母は少し動じて、私に「会えるのかな」と聞きました。私は「私たちは何をしに来たの? 師父が決めてくださるから」と言うと、母は「それなら正念を発しましょう」と言いました。同修Eも少し慌てて、帰りの汽車に間に合うかを心配しましたが、私は「師父の按排は最もいい結果になるから、心配しないでください。必ず間に合います。行ってみよう」と言いました。同修Eも「そうですね」と言いました。間もなく警官は面会を再開すると叫んで、私たちが面会する同修の名前を呼ばれました。

 同修Eは列を並びに行って、私と母も手を繋いで、正々堂々と5人の警官の前を通って中へ入りました。彼らは何の反応もありませんでした。後ろで列に並んでいた人たちは私たち2人が入ったと見て、彼らも一気に入ってきました。

 面会の時、他の面会の人の横では全て、警官が聴取していますが、私たちの所だけ聴取の警官がおらず、何の心配もなく法に基づいた交流ができました。監禁された同修は大きく励まされ、感動の涙を溢して、正念を増しました。

 10時半、私たちは面会を終えて黒い巣の門を出ました。ちょうど警官と喧嘩した同修の家族に会うことができ、どうでしたかと聞くと、彼はとても嬉しかったようで、家族に会えて、これでやっと安心できたと言いました。私たちはお店で少しご飯を食べて、お店の女将さんに真相を伝え三退させて、帰りました。

 駅へ行く道で交流して、皆が喜びました。この時、母のお腹が突然痛くなって、すぐに自分が法に基づいていないところがあると意識しました。内に向けて探し、歓喜心を起こしたと分かりました。歓喜心の背後には顕示心も潜んでおり、正念を発して自分を正しました。皆それぞれ内に向けて探して正しました。母は「あなたが私に、私たちは何をしに来たのと言った時、私の心がとても辛かった」と言いました。私は自分の不足を意識して、党文化によって相手を責める、不善の要素が見つかりました。内に向けて探した後、母は明らかに良くなりました。

 今回、黒い巣へ同修に会いに行くことは全て順調でした。常人社会なら、面会の証明書がなければ会えるわけがありません。私と母は何の証明もなく、正しい一念を信じるだけで、同修たちの協力と師父の慈悲な保護の下、大法にできないことはないと私たちは体験しました。師父は本当にすべてを按排されているので、私たちがよく協力でき、正念で行えば、進む道を開いてくださいます。

 不適当なところがあれば、慈悲にご指摘を願います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/27/298224.html)
 
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