漸悟の中で見た長期にわたる病業(八)
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文/中国の大法弟子 洪願

 【明慧日本2014年10月27日】本文は作者が自分の状態の中で見たもので、あくまでも同修のご参考まで。法を師としてください。(編集部より)

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  十二株の売買をやめられない

 師父は『轉法輪法解』の中で次のように説かれています。「株を売買すること自体は賭博であり、人のお金を手に入れるのです。株の売買で破産した人もいますが、彼の気持ちがあなたに分かりますか? 修煉者は決してこういうことをしてはならず、それをすると、またどのように心を修めるというのですか! またマージャンについて、マージャンをすることはできますか、先生、私は賭博をしてもいいでしょうかと私に聞くのと同然です。煉功者の心性をどのように評価しますか? 自分はこの大法の通りに行なっているのですか?」

 しかし、一部の人は株の売買をして正常な投資さえできないのは、極端に走っていると思っています。師父は『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』の中で、「実は株にも数種類があります。ある会社の株を買ったり、またはいくらかの株に投資したり、このような株は正常な投資です。毎月ある程度の配当を割り当てられ、株の値段の動きに従って売買していません。これは私が言っている株の売買ではありません。私が言っているのは株の『売買』です。必ず覚えてください。株の『売買』なのです。毎日表示板の値段の動きを見て、心が上がったり下がったりして、(みな笑って)どのように修煉するのでしょうか? 修煉できなくなります。あなたの心は株に取られてしまい、どのように修煉するのでしょうか? 執着してやまず、常人よりも常人であり、これは修煉者であり得るのでしょうか? まったく修煉することができません。私はこのことを言っています。もし皆ある会社の一部の株を持ち、何の仕事もせず毎月お金をもらって、大量の時間を大法弟子が法を実証することに使うことができれば、私はとても嬉しいのです」と説かれました。

 多くの同修が株を売買して損をしました。ご存知のように、中国の株式市場は即ち投資家のお金を騙す罠であるので、毎年平均一人当たり数万元から十数万元の損をしています。儲けるのはわずか一部の人しかいません。またその儲けた人たちは私から見れば、運命の中にお金があることが決まっている人です。自分が大法を修煉したから、他人より知恵があり、株に投資して儲けたら法を実証することにもなると間違って考えている人もいます。この行為自身がすでに大法に背いているのに、なぜ法を実証できると言うのでしょうか? 自分を実証したいことに過ぎず、出発点が間違っており、形式がなお更間違っています。このこと自体が旧勢力に迫害を加える口実で、長期に病業に陥って苦しんでいる一部の人の根本な原因は、即ちここにあります。

 大法に背くいかなることでも、間違いなく自分自身に面倒をもたらしてしまいます。

 十三、中国の古い学習者は、仕事と関係のないテレビやインターネットにはまっている

 新しい学習者にはこの問題が存在しないので、自分を厳しく要求すればだんだんよく行えるようになります。しかし、一部の古い学習者たちは、いつもテレビを見ていますが、全く気にしません。私は新唐人のテレビ番組を見ている、と言う人もいますが、実はあの番組は常人に見せるもので、法ではありません。法を正す時間がこんなに緊迫しているのに、なぜその時間を三つのことを行うに使わないのでしょうか?

 また同修に新唐人テレビを見るための設備を手伝っている人もいます。家に常人がいるなら問題はありません。近隣の人に見てもらって、新唐人テレビを広めるためなら、それもよいことです。しかし、一部の同修の出発点は、口実はそこにあるものの、最終的に自分がはまってしまいました。私が見た一部の古い学習者はこの状況にあります。我慢できなくなったら常人のテレビ番組を見てしまいます。

 なぜはまるのでしょうか? 心がテレビのストーリーに従って動かなければ、どうしてストーリーに引き付けられるのですか? テレビを見て心が上がったり下がったりするのと、師父が説かれた株を売買するときの気持ちの動きはたいして変わりありません。株は毎日上がったり下がったりしています。しかも常人のテレビ番組には腐敗したものがあまりに多く、見れば目から体に入って充満してしまい、インターネットで遊ぶのも同じです。

 このような習慣のある同修の多くに、共に長期的な病業があり、繰り返しています。それは長期にこの次元に留まって、精進せず突破できないからです。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/17/299038.html)
 
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