【明慧日本2014年11月6日】湖南省長沙市の法輪功学習者・唐敏さん(40代女性)は8月15日、20数人の警官によって自宅から連行され、撈刀河洗脳班に拘禁された。9月2日、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は唐さんを洗脳から連れ出し、同市の第二留置場に移し拘禁した。
唐さんはかつて、「真、善、忍」への信仰を堅持したため、数度も精神病病院に入れられて、脳神経を破壊する薬物を強制的に注射された。
唐敏さん(2009年に精神病院に拘禁されているときの写真)
今年の夏休み、唐さんは地元の中国共産党政府職員から絶えず嫌がらせを受け、勤め先からも「解雇する」と言われた。
8月15日午前、20数人の私服警官は突然、唐さんの家のドアを破壊し、唐さんの自宅に不法侵入した。そして、一人暮らしの唐さんは連行された。その後、何の手続きもなく、唐さんは洗脳班に拘禁された。
同洗脳班は2012年9月、23日間拘禁していた永州市新田県の法輪功学習者・蔣美蘭さん(女性)を拷問した末、死亡させたことがある。蒋さんの遺体は傷だらけだった。
唐さんは洗脳班で17日間拘禁され、市第二留置場に移送された。国保大隊の警官は「唐に5年の実刑判決を科してやる」と言った。
唐さんは湖南省中医薬大学図書館の職員である。法輪功を学んでいるという理由で、唐さんはこの数年、当局から様々な迫害を加えられた。
2009年5月から10月まで、唐さんは勤め先の保衛科の人に、省の脳科病院の第三病室に入れられ監禁された。これは4度目の精神病院への収容だった。唐さんは病院で約半月に一度、脳神経を破壊する薬物を注射され、毎回の注射後は、全身に寒気がして身震いし、落ち着かないなどの症状が現われていた。
2011年11月26日、唐さんはほかの法輪功学習者と一緒に街で歩いていた時、銀盒嶺派出所の警官に暴力を振るわれた上、連行された。2人は15日間拘留され、ロ刀洗脳班に移送された。その後、2人とも1年6カ月の労働教養科され、労働教養所に収容された。
2013年9月、労働教養所から帰宅したばかりの唐さんは再び連行され、ロ刀洗脳班に1カ月ほど拘禁された。
唐さんは現在も依然として、第二留置場に拘禁されているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/16/146420.html)