法輪功学習者が迫害され 警官に自宅占拠される
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 【明慧日本2014年12月9日】黒竜江省の法輪功学習者・李翠玲さんは、迫害から逃れるために家出を余儀なくされた。李さんの家には警官が多く住みつき、元警官の年老いた親族は怯えて床から出られなくなり、植物人間状態になった。

 今年9月17日午前8時頃、李さんは迫害により身体に障害が残った法輪功学習者・王新春さんに付き添って、書類を提出するために公的機関へ出向いたところ、ハルビン市南崗刑務所まで不当に連行された。

 その夜、刑務所側が李さんを解放しないため、烏馬河(うばが)の警官は李さんを連れて帰ることができなかった。李さんは、警官らに協力せず、事情聴取にも応じなかったため、再び拘束された。19日に警官はようやく李さんを地元公安局に移送した。警官は李さんの鞄の中の7千元、携帯電話、mp3プレーヤーとmp4プレーヤーなどを押収し、李さんを公安局の地下室に不当に監禁した。

 翌日、李さんは伊春市の公安附属病院に身体検査に連れて行かれたところを、抜け出すことができた。

 その後、公安局が出した指名手配のポスターがあちこちに貼られ、李さんに一万元の懸賞金がかけられていた。李さんは家に帰れない状況になり、2人の子どもの面倒を見る人もいなかった。李さんの家には多くの警官が住みつき、家族は大きなダメージを受けた。植物人間状態になった李さんの親族は、管を挿入して栄養補給するしかなかった。その人は元警官で公安局を定年退職した身にも拘わらず、同業者に苦しめられているのである。

  李さんは2012年、伊春洗脳班で数々の拷問を受けて手に障害が残り、警官に何度も蹴られて肋骨が折れてしまった。家に帰っても警官らに嫌がらせを受け、現在は行方不明になっている。李さんの夫も警官らに撹乱されて苦しめられているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/15/300311.html)
 
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