【明慧日本2014年12月29日】2014年シンガポール法輪大法修煉体験交流会が21日に開催された。シンガポール各地の学習者、マレーシア、インドネシア、ベトナム、オーストラリアの学習者が参加し、19人が日頃の修煉体験を発表した。
師父への新年挨拶の記念撮影
交流会で体験を発表する学習者
50年の絶望の果てに修煉を始めて新しい人生を歩み始める
タクシーの運転手をしている柏さんは、法輪功と出会うまでの50年間、家が貧しかったためギャンブルをすれば金を稼ぐ近道になると考えた。以後ギャンブルに明け暮れて莫大な借金を作ったという。柏さんは借金返済に追われ、11回夜逃げして、何度も自殺を考えた。
2004年のある日、柏さんはマレーシアから来た青年と出会った。柏さんの様子がおかしいと感じた青年は、法輪功の書籍『轉法輪』をプレゼントした。しかし、柏さんは気に留めず、すぐには読まなかったという。そして2年後、縁が熟して柏さんは法輪功を学び始めた。「轉法輪を繰り返して読んでいくうちに、生活に大きな変化が起き、歩くときも軽やかになり、長時間の運転も疲労感がなくなりました。私は天目が開いているため、寝る前に師父が他の空間の美しい光景を見させてくださいます。今まで経験したことのないこれらの体験は本当に感動しました」
「轉法輪及び各地での説法を読むのが、私の毎日の日課です。仕事や食事、寝る時間以外は、常に学法しています。そのおかげで仕事が順調になり、収入も増え、マイホームを購入することができ、12回目の引っ越しをしました。これは最後の引っ越しであり、もう帰る家がないとは言わせません」と、ここまで話した柏さんは涙で声を詰まらせていた。「今後、師父のおっしゃったことをよく聞いて、己をより良く修煉し、三つのことをしっかりと行います」と付け加えた。
真相を伝え心を込めて世人を救う
年配の法輪功学習者の舒華さんは観光地、地下鉄の駅、建築現場及び寮などで真相を伝え、人々を救い続けている。
舒華さんは「第一線で真相を伝えるには、顔を出さなければなりません。最大の障害は恐怖心でした。私は恐怖心に関する説法を繰り返して暗記しました。恐怖心を取り除くと、妨害された時も恐れることはありませんでした。私は正念を持って妨害を取り除き、功能で悪を取り除きました。ある日、観光地で年配の男性に真相を伝えた際、その男性は狂ったように私と大法、師父を罵しり続けました。私の心は動じることはなく、まっすぐ立ち、掌を立てて師父にご加持をお願いしました。その男性を直視し、強大な正念を発し、その男性をコントロールする邪悪要素を取り除きました。同時に『口を慎みなさい』と言うと、その男性は後退し始めました」
「ちょうどこの時、中国からの観光客が近づき、彼は味方にすることができると思ったことでしょう。その観光客に大法を誹謗中傷する言葉をかけました。私はこの正邪の戦いにおいて、この多くの観光客が見ている中、彼らに大法の素晴らしさを中国へ持って帰らすためには、前進するのみだと考えました。私は微笑みながら慈悲なる声で観光客に真相を伝えました。途中であの年配の男性が私を殴ろうとしましたが、観光客に制止され、その場から追い払われました」と語った。
大紀元時報を経営し全体の協調をする中で昇華する
去年、シンガポールの大紀元時報は資金難に直面した。
「私が大紀元の協調をするようになってから多くの問題が起きました。特に販売部と編集部の意見が一致せず、両者とも自分の意見を固守して相手の意見を受け入れようとしませんでした。そのため私は協調の仕事を投げ出そうとしました。この時、問題を解決する唯一の方法は、一緒に学法するしかないと思いました。学法を通して法理の掲示を受け、皆が真に内に向けて探すようになりました」
「すると皆の意見が一致し、大紀元時報を正常に発行させるという強い意志がまとまりました。以後、両者は協力し合い、わずか4カ月で20万部を突破しました。この数字はシンガポール大紀元時報が設立してから、最高の発行部数となりました」と話した。
交流会は予定通り成功裏に終了した。