明慧法会|法を得て三年、速やかに向上する(一)
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文/上海の大法弟子

 【明慧日本2015年1月12日】(次の文へ

尊敬する師父こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は今年で40歳余りになる、2010年9月末に法を得た新しい学習者です。好奇心と心配に揺さぶられる中、師父の説法に心を打たれ、修煉を始めました。

 修煉する前と後の私は。地獄と天国ほどの差があります。20年前の9月6日は私に災難が舞い降りた日でした。交通事故のせいで、私は青春、夢や富など、すべてのものを失ってしまいました。しかし、今の私は難儀を乗り越えました。私は全世界、全宇宙の各界の衆生に「私は李洪志先生の弟子であり、神への道を歩む修煉者であり、20歳も若返ったように疲れを知らない法を正す時期の大法弟子です」と宣言したいと思います。

 ここで修煉してから三年間のことを師父と同修たちに報告いたします。

 一、法を得て精進し、大法の不思議さを感じる

 私は法を得たばかりの時、仕事が多忙でした。地元で開かれる万博の展示期間があと1カ月残りになり、全国から多くの友人が訪れ、その接待に追われていました。また、大家さんの都合で引っ越しをしなければならなくなり、家探しにも時間を割いていました。手伝ってくれる人もおらず、一人で仕事、接待、家捜しや家事などをこなし、猫の手も借りたいくらい忙しい日々でした。

 そこで、私はいつでも法を勉強できるようにMP3プレーヤーとMP4プレーヤーを購入しました。電車を待っている間や乗っている間はMP4プレーヤーで各地の説法を読み、ひいては歩いているときや階段を上っている時でさえ学法を手放しませんでした。家に帰ると、すぐにパソコンまたはMP3プレーヤーを使って、家事をしながら説法を聞きました。要するにあらゆる時間を無駄なく学法に使いました。当時は特に何も考えておらず、ただ大法が素晴らしいと思い、ひたすら法を読みたい、聞きたいと思っていました。

 このようにして、長年患っていたリューマチがいつの間に消えました。ひどい神経衰弱、憂鬱、頭痛、脊椎変形による全身の痛みなど、すべての病状は気づかぬうちに軽くなり、最後には完全に治りました。これはなんと不思議なことでしょうか。本を読んだだけで病が治りました。

 家捜しのことについても、師父の按排がありました。

 私は様々な考慮のもとで、ある新しくできた住宅区に目を付けました。しかし、何度行っても適当な面積の家が見つかりませんでした。

 私は心の中で、引っ越す日が来れば引っ越すことができるように師父が按排してくれると信じ、安心して学法に集中しました。すると、不動産屋から電話がかかり、私の条件にあった家を紹介してくれました。下見に行き、手続きを済ませ、引っ越す期限通りに引っ越すことができました。その前に、ある友人が私に「家は見つかったか」と聞いてきたことがありました。「まだですが、引っ越す日だけは決めた」という私の返事を聞いて、その友人は大笑いして、「家も見つかっていないのに、引っ越す日を決めたなんて馬鹿げた話だ」と言っていました。それが本当に実現し、今の家はとても気に入っています。

 二、内に向けて探す

 修煉を始めてから長い間、同修と連絡が取れず、交流する相手がいない状態が続きました。仕事の中でぶつかった問題を、どのように法の基準に照らし合わせたらよいか、私は途方に暮れていました。そこで、だんだん内に向けて探すことを身につけました。

 私はなぜ内に向けて探すかについて考えました。なぜならば、宇宙の中には偶然なことがなく、すべては因縁関係があります。特に、大法の修煉者が出くわす全てのことが師父の按排によるもので、修煉と無関係のことには出会いません。身の回りで起きていることはみな弟子たちを高めるために用意されたのです。そのため、何か問題が起きた時は私たちへの試練なのです。偶然なことは存在せず、全ては私たちの心性に関わっています。心性上の原因さえ見つかれば、問題は解決されます。

 例えば、私が法を得て数カ月経った2011年1月15日の出来事です。私がパソコンで文章を書いている最中に、パソコンが急に壊れました。私はどたばたしてパソコンを修理してもらいました。結局、ディスプレイが壊れたため、文章を完成できませんでした。なぜ壊れたのかについて考えました。それは私が文章を書いているときに顕示心が現れたからだと思います。私は大都市で起業することに成功し、自分のことを過大評価し、気持ちが高ぶっていました。それが原因でディスプレイが壊れてしまい、文章を書けなくなったのです。

 もう一つの例を挙げます。2012年の春、私の家の台所にある下水道が詰まってしまいました。なぜ詰まったのかと考えました。表面的に見れば汚いものがあるからです。しかし、多くの空間がある中で、私に対応する空間にも汚いものがあるのではないでしょうか。私は写真、ファイル、本、学術雑誌、会社説明者などを何度も片付けていますが、もう一度整理しようと思いました。前に整理したときは国旗、天安門、江沢民及び中国共産党党首の画像や写真などを片付けました。今回は、前に気づかなかった共産党党首の詩が見つかり、さらに地図帳に載っている仏像、寺院などの写真も一緒に片付けました。夕方、大家さんは台所と風呂場の下水道を全部きれいにしてくれました。

他にもたくさんの例がありましたが、このくらいにしておきます。

 三、一人で資料拠点を立ち上げる

 法に対する理解が深まり、体が大きく変化するにつれ、私はこの素晴らしいことを周りの人にも伝えたいと思いました。私はまず、病に纏われている故郷の姉に電話をかけ、このことを話しました。しかし、姉は最初信じてくれませんでした。私は当時法を得た期間がまだ短かったため、彼女の態度に不満を持ち、「信じるか信じないかはあなたの自由だ。私は治ったから」と言って電話を切りました。しかし、すぐに自分は慈悲心が足りなかったと反省し、翌日に姉に謝ることを決めました。

 翌日になって、普段はほとんど電話を寄こさない姉から電話が来て、大法について尋ねました。私は彼女に昨日のことについて謝り、大法のDVDを送ることにしました。そして、私は自分でDVDを作りたいと考えました。地元でDVDの資料を見つけられなかっため、出張を利用して各地でDVDの資料をかき集めました。修煉していなくても、資料を丁寧に保管している常人もいました。私は彼らからDVD資料を借りて自分のパソコンに取り込みました。多く資料を集めれば集めるほど、大法についてよく知り、親戚や友人たちにも紹介できました。

 それから、明慧ネットや正見ネットから資料をダウンロードすることを学んでから、資料がますます増えました。しかし、DVDのラベルの作り方がわからなくて困っていました。当時はDVDのラベルシールのようなものもありませんでした。また、小冊子用のホッチキスが無く、印刷した小冊子を製本することができませんでした。印刷の書式については尚更わかりませんでした。ダウンロードするときは「名前を付けて保存」の操作しか知らなかったため、テキストファイルですらダウンロードするのが大変で、ましてや動画などはもってのほかです。時間を無駄にしないように、ダウンロード用のソフトをあちこちで探していました。そこで、『ゼロからつくる資料拠点の実用ハンドブック』という文章を見つけました。ようやく印刷機の各部品の名称がわかり、問題があった時は解決策を見つけ出すことができました。インクジェットプリンタはキャノンのものを使った方が良いことや、他の道具の使い方がわかるようになりました。

 よその土地にいる姉(前文とは別人)が、同修と連絡を取れたため、やっと技術的な問題を教えてもらい、解決することができました。完成したDVDを目にしたとき、私は嬉しさのあまり、手は舞い足は踊りました。試行錯誤を重ねた結果、独自で問題を解決し、資源を合理的に利用する能力が培われました。

 今の私はDVDを作ることだけでなく、表紙印刷、様々な小冊子の発行、DVDの書き換えやイメージファイルに格納されたネット封鎖突破ソフトの使用、動画の変換、結合や分割なども身につけました。さらに、携帯電話で法輪功迫害の真相を伝えられるようになりました。私はすでにこれらの技能や方法をハンドブックにまとめ、もっと多くの同修がこれを読んだだけで、基本的な技術を身につけ、発展が遅れている山の中にある資料拠点を手助けし、大法の資料が広く伝わるように他の土地の同修に伝えました。

 私は2013年の春に、法輪功の資料に使う原材料を取り扱う工場と契約を結びました。従って、資料の品質が保証されるようになりました。たとえば、DVD、VCDは輸入品を使い、品質が優れた包装、神韻宣伝用のパンフレットの紙など、出来上がったものはみな外観が大変上品になりました。

 このようにして、地元の同修と連絡が取れない状態で、私一人で運営する資料拠点が出来上がりました。規模は小さいけれど、大きな作用を果たしていると思います。資料拠点の運営過程の要領がわかったので、どこへ行ってもその土地の同修に教えることができます。特に村、山の中の資料拠点は技術支援と資金援助が必要です。

 現在、一部の地区、特に遠い山の方にある資料拠点は品質の向上が必要となっています。その地区では多くのDVD資料を見ることが難しく、画質も悪いです。神韻のDVDも正常に放映することができません。この状況では莫大な手間、物、お金や時間を無駄にしています。最も厳しい問題は、この品質で果たして人を救うことができるか、という点です。私たちは数量だけではなく、品質も求めなければいけません。人を救う際は形式に陥ってはならず、心を尽くして救い済度するのです。

 ある地区には学法グループが多く、同修たちもよく交流していますが、ただ技術的な問題の交流、普及や向上がありません。プリンタの維持及び管理の知識は特に普及すべきだと私は思います。故郷で一台のぼろぼろのプリンタが放置され、資料の供給に応えられていない状況を目にして、非常に焦りを感じています。インクは使用期限が切れても使えますが、買った時から偽物だった可能性もあります。これらの問題はすぐに解決が必要です。人を救う最後の時に、資料が追いつかなければどうやって人を救うことができるでしょうか。資源の管理や技術指導も白紙のままです。

 私はより多くの技術を学び、もっと多くの人に伝え、技術不足を補えるように努めています。私は自分の会社を持ち、家庭がなく、お金に困らず、時間も自由なため、必要があれば、東西南北どこにでも行けます。もっと多くの衆生を救い済度するために、全国、全世界の大法弟子は各方面において一体となるべきです。

 (続く)

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/16/282158.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/2/143469.html)
 
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