「あなたの生命はこのことのために来た」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年2月4日】法を正す時期の修煉はすでに最後の最後に来ています。慈悲なる師父はすべての弟子を成就させるため、一人でも多くの世間の人を救うため、心血を注がれ、衆生の業力による債務を引き受けられ、何度も終了時間を延長してくださいました。師父は明確に、「人を救うことは大法弟子の責任です。あなたは決して言い逃れできません! 本当に旧勢力があなたをダメだと判断した時になると、あなたは危険です! なぜなら、あなたの生命はこのことのために来たからです」[1]と弟子達に警告されました。

 私達の修煉状態はそれぞれ異なり、次元や境地もそれぞれ違います。それによって、現れてきた精進の状態にもかなり差があります。全力を尽くし、心を込めて人を救うプロジェクトを行っている人もいれば、毎日、時間を作って町のあちこちを奔走し、寒い風や猛暑を恐れず、人を救う人もいます。しかし、一部の同修は、大法弟子の責任の重大さを理解しておらず、弛み、麻痺した状態を呈し、また、私心や恐れる心によって二の足を踏んでいる人もいます。

 自分の気持ちを人の済度に込めていないがゆえに、一部の同修は旧勢力に隙に乗じられ、様々な妨害を受け、甚だしきに至っては生死の難関に陥ってしまいます。また家庭や子供、孫のことに手間を取られている人、心が仕事に引っ張られている人、病魔に付き纏われ、短い間に旧勢力に肉体を奪われてしまう人もいます。これらの痛ましい教訓を目の当たりして、その悔しさはとても言葉で表現し切れません。確かに、私達は旧勢力の妨害を決して認めませんが、しかし、師父の要求に基づいて行わなければ、それは旧勢力が按排した道を歩むことになるのです。

 師父は毎回説法の時、面倒を嫌がらずに弟子達に、自らをしっかり修めると同時に、必ず世間の人を救う、この大事なことを行うよう説かれました。

 師父はあらゆる所で漏れなく人に真相を伝えるようおっしゃいましたが、現在、すでに十数年が経ちました。しかし、私達はどれたけやり遂げたでしょうか? 「比して学び比して修す」[2]ため、不足を探し、残された時間を大事に使うため、私は以下の文章を書きました。

 次では、いくつかの側面から私個人の考えをお話しします。

 一、いくつかの数字から、互いの差を見る

 12月中旬、ある同修3人はチームを組んで、2015年の卓上カレンダー10箱(1箱におよそ70冊が入っており)、700冊を配布しました。またある日、同修はチームで、一時間半の間に、19人を三退させました。数人の老年同修は厳しい冬や暑い夏を恐れず、いつも周辺地域で、時には十数キロを歩いて真相を伝え、中断したことはありません。彼らは毎週、120人以上の人に三退をさせており、しかも、その数字は上昇し続け、先週、三退させた人の数は200人に達したそうです。全世界では、一億人の大法弟子から計算すると、もし、毎日1人が1人を三退させることができれば、毎日三退する人数は1億人となるはずです。しかし、現実はどうでしょうか? 同じ法を修めているにもかかわらず、しかも、師父が私達にこの上ないほどの神通力を与えてくださったのに、一部の同修はどうして誓約を果たすことができないでしょうか。一部の人は真相資料を配っても、まだビクビクして、一部の人は人に三退を勧めたことすらないのです。

 二、心の込め方から、人を救う責任感の強さを見る

 80歳のある同修は、毎日外に出かけ、資料を配り、面と向かって真相を伝えており、恐れる心、心配する心はまったくありません。態度の悪い人や、真相を拒否する人に出会えば、彼女はいつも慈悲に、「出会いは縁です、得られるのは福です。80歳の私を見てください。こんなに健康でいられるのは、法輪大法のおかげです。こんな寒い日に、あなたに真相を伝えるのは、あなたに福を届けるため、あなたを災難から回避させたいからです」と言います。人々は彼女の慈悲が感じ取れると、態度を変え、真相を受け入れ、そして、感謝の意を表します。それはまた周囲の人に影響を与え、周りの人々も進んで真相資料を受け取るようになります。ある日、真相卓上カレンダーを4冊ほしいと言う人がいました。ちょうどその時、この同修の手元にはもうないため、わざわざ家に戻って、取ってきました。そして彼に真相を伝えました。心を打たれたこの人は、その後、毎回同修に会うと、必ず両手を合わせて、お礼を言っているそうです。

 もうひとつの学法チームの同修はお互いに協力して、横断幕をかけ、高いところに真相シールを貼りました。その宣伝物の一部は、一年経っても、まだそこに貼られており、スプレーで書いた文字は今でも鮮明で、出入りの激しい場所で、大勢の人の目を引いています。同修達は横断幕や石を入れる布袋を丁寧に製作して、全体の力を強く発揮しました。今年の明慧卓上カレンダーを作る時、同修全員がたくさんの努力を払い、前年より多く配布できるよう、さらに周辺地域にも供給できるよう、皆は食べる暇も寝る暇もないほど忙しかったです。そのため、とても良い効果が得られました。

 同修達が心を込めて人を救う姿を見て、私達一人ひとりも最後の修煉の道をしっかりと歩もうと自ら鞭撻しなければなりません。一方、「人は人を救うことができず、神しか人を救えない」ということを心に銘記すべきです。大法弟子は常に強い正念を持ち、神の状態に達していれば、人を思う通りに救うことができるようになります。ですから、修煉においては、くれぐれも盲目的に模倣をしないようにし、自分の修煉状態に基づいて人を救い、自分の独自の道を歩むべきです。本当にまだ怖がって、足を踏み出す勇気のない人は、法を学び、正念を発し、無理しないようにしましょう。しっかり行っている同修でも、常に正念を持ち、時々刻々師父のご加持をお願いし、自分の安全を守りましょう。私達の安全こそ、もっと多くの世間の人が救える保障となり、邪悪への最大の打撃となります。

 私達はお互いに励まし合い、師父の私達に対する期待を早く現実にして、早く師父に朗報をお送りしましょう。

 以上は個人の認識です。不適切なところが有れば、ご慈悲にご指摘ください。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「實修」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/8/302847.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/16/147990.html)
 
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