司法関係者に真相を伝える
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文/中国の大法弟子 金竹

 【明慧日本2015年8月10日】師父は、「ですから、真相を伝えることはすべての弟子が重視しなければならず、これは皆さんが全力を挙げて最も行うべき最も偉大なことです」[1]と説かれました。私は師父の要求にしたがって、真剣に真相を伝え、人を救う仕事を行いました。しかし、当時の着眼点は司法関係者に法輪功迫害の違法行為をさせないように、同修達の安全のためを考えていましたので、司法関係者を救うことが主要な目的ではありませんでした。

 師父は「多くの高次元の生命は敢えてこの大きな危険を冒してまで三界にやってきましたが、これは何のためでしょうか? 彼らが神であり、私たちは彼らを救わなくてもよいのでしょうか?」[2]と説かれましたので、私は迫害に参与した司法関係者を救うことも我々の責任だと認識しました。それから私は真相資料を印刷し、目の前で真相を伝えることを積極的に行いました。しばらくして、勤務中の司法関係者に接触する機会が少ないと気付きました。もし法輪功迫害の手紙を書く方法に変えれば、直接彼らの手元に届くので、ゆっくり読むことができ、もっと効果がよいかもしれないと考えて、政府および司法関係者のリストとアドレスを集めて手紙を書き始めました。一方で、『明慧週刊』から文章を選んで、印刷、コピーをして郵送しました。個別な必要がある相手に、手書きの手紙も郵送しました。これにより法輪功迫害についての真相を伝える手紙はとても良い効果を得ました。

 例えば、ある同修にXX法廷でいつXX同修が公開審判されると教えてもらうと、私は審判の2日前に担当裁判官に手紙を書き、法輪功を信仰することは合法であり、法輪功を迫害することは違法だという道理を述べました。結果的に裁判官は「証拠不十分」の理由で休廷を宣言し、判決しませんでした。この裁判官は違法なことをせずに救われました。

 また、私はXX市の法廷でXX学習者を誣告した案件を地区中級法廷に交付する情報を得ました。私は中級法廷の当案件の担当裁判官の名前を調べ、すぐに裁判官に手紙を書きました。判決結果は、「証拠不十分」の理由で案件は却下され、この裁判官も犯罪を避けることができました。

 某小学校に同修の教師がいますが、クラスの少年先鋒隊員をすべて退隊させました。一部の保護者は理解できず、学校に通報しました。学校側はまた「610弁公室」に通報しました。私はこのことを聞いて、すぐに他の2人の同修と一緒に校長に法輪功迫害の真相を伝えに行きました。校長に会えましたが、私達に真相を伝える機会をくれませんでした。1時間以上かかっても真相を伝えられませんでした。私は家に帰って徹夜で手紙を書き、法輪功を迫害する真相の道理を書いて、翌日の朝学校の受付に手紙を届けました。奇跡が現れました。その日「610弁公室」が警察を連れて同修の教師を連行しようとしたら、校長が「610弁公室」の人達と交渉し、連行させず、「610弁公室」の人員と警察を帰らせて、同修を保護しました。

 昨年末に当市のある同修が連行され、当地の刑務所に収容されました。ある同修に、「同修を釈放するそうですが、何か陰謀があるか気をつけなければなりません」と言われました。私は2000年にこの刑務所に留置されたときに所長と面識がありましたので、所長にリンゴを持って行き、同修にも少し分けてあげてと頼みました。目的は同修に私達が救出の努力をしていると分かってもらい、お互いに協力出来ると思いました。翌日同修を迎えに来てくださいと刑務所から連絡がありました。私達一部の同修は近距離で正念を発し、他の2人の同修は私と、同修の弟2人と一緒に刑務所へ迎えに行きましたが、刑務所の人に国保大隊の許可がないと釈放出来ないと言われました。みんなは11時までいくら説得しようと努力しても無駄でしたが、前日私が真相を伝えた所長が同修を連れて来て、国保大隊の許可がなくても、連れて帰っていいと言われました。所長は救われました。

 私はよく郵便局に手紙を出しに行きますので、局長と郵便配達員に「三退」勧めました。局長は、「あなた達は人を救うために法輪功迫害の真相手紙を送っているので、私は応援しますよ」と言ってくれました。お陰で私は毎回8~10通の手紙を直接配達員に渡していました。数千通の手紙を出して、歓喜心が出てしまったのかもしれません。「610弁公室」に知られて、昨年秋に、6人の不審者が突然家に来ました。「610弁公室」、警察、自治会主任でした。来たらすぐに私に「今後は修煉しません」とサインさせようとし、態度がとても悪かったのです。自治会の主任は、「サインしなければ、青龍山の洗脳班に連れて行く」と言い家宅捜査、連行しようとしました。私は師父がそばにいらっしゃると思い、怖くありませんでしたので、彼らに、「あなた達に言っても仕方がないので、政法委書記に言います」と言いながら、書記に電話をしました。電話がすぐに繫がりましたが、書記は、「今外出しており、明日帰ってくる」と言いましたので、明後日会いに行くと伝えました。彼らは私が書記に連絡が取れたのを見て、諦めて、「書記に会ってから話しましょう」と言い、しょんぼりと帰りました。

 3日目に書記に会いに行くと、書記は会議中でしたので、「610弁公室」の責任者、都市管理局主任、自治会主任と書記の4人に対応させました。座った途端に、「610弁公室」の責任者は保証書にサインをさせようとし、前日と同じことを繰り返しました。私は、「私はこんな年で、悪いことをしていないのに、どうして保証書を書く必要がありますか」と聞きました。自治会の主任もすぐに、「彼はもう80歳過ぎで、良い人です。家で奥さんの介護もしないといけません」と言いました。「610弁公室」の責任者も、「サインしなくていいですよ。しかし真相の手紙を書くのはやめなさい。あなたは管理局の重点人物で、あなたの字も分かっているので、今度また書くと許しません」と言いました。私は、「では、面談のお時間をもらえますか」と聞くと、「いいですよ」と「610弁公室」の責任者が言いました。私は目の前で真相を伝えることに決めました。

 私は現在管理局に行くたびに真相を伝えに行きますが、真相を伝えることを、彼らに止められました。人を救うことはやり続けなければなりません。現在管理局へ郵送する真相手紙を減らしましたが、他の地区へは相変わらず送り続けて、出来るだけ多くの人を救っています。師父は、「邪悪の首魁を除けば、実は迫害の参与者自身も迫害の対象になっているのではありませんか?」[3]と言われました。司法関係者に真相手紙を送るのは私の重要な仕事であり、現在数人の同修は私と一緒に真相手紙を送り、ますます効果が良くなりました!

 注:
 [1]李洪志師父の経文:『各地講法二』「二〇〇二年ワシントンDC法会での説法」
 [2]李洪志師父の経文:『各地講法五』「二〇〇五年マンハッタン国際法会での説法」
 [3]李洪志師父の経文:『各地講法二』「二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/29/310160.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/25/151246.html)
 
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