修煉において自分の意念をしっかり制御すべき
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 文/中国・遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2016年1月26日】朝煉功する時に、頭に良くない考えが浮かんできました。その瞬間、私の右下の方に緑の蛙のような動物が現れたのに気づいて、驚いてしまい、慌てて考えるのをやめました。しかし、しばらくするとまた同じことを繰り返してしまいました。

 普段の日常生活の中で、時には自分の良くない意念や考えが、頭の中で勝手に巡っていたり、いたずらしていたりしているのに、止めることなくしばらく楽しんでから、ふとこの状態は正しくないと気づいたのですが、やはり重視していませんでした。

 しかし、朝煉功した時に見た光景が私の目を覚ました。頭の中でいったん良く無い考えが浮かんでくると、良くないものを招いてしまうかもしれません。もっと重要なことは、われわれ修煉者は、まさに心を修めることであり、ただ単純に礼儀で自分の行為を束縛し、表面上の行いを良くするだけなら、教養のある常人でもできることです。われわれ修煉者の基準は、それより遥かに高く、自分の意念や考えまで清め、根本から自分を正すので、常人とは異なります。頭によくない考えが浮かんできたら、それを抑制し、取り除かなければならないのです。これは1人の修煉者として行うべきことです。

 師父は私たちに次のように教えてくださりました。「心を修め、欲を断ち、智慧を明らかにして惑わされないようにするのは、自らに対して責任を負うことです」[1]  頭の中の意念や考えは、他人には見えないかもしれませんが、自分自身にははっきりとわかるはずです。そのような意念や考えをいかに対処するのか、それを取り除くかどうかは、全て自分次第です。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「堅定」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/20/322454.html)
 
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