文／中国の大法弟子 微粒
【明慧日本2016年5月17日】私は大法弟子です。修煉の中で多くの不足がありますので、合格した大法弟子とは言えません。しかし、大法からたくさんの益を受けました。自らの体験で、大法の真相を知らない、特に誤解のある人々に大法の素晴らしさを知ってもらえたらと思います。
私は数学の教師です。10数年の経験があります。ある機会に、中国全土で名を知られるようになりました。ほかの先生からはこれは稼ぐチャンスだと思われていました。実際にそのような機会や誘惑がたくさんありましたが、自分を大法弟子とみなし、金銭に動じませんでした。
下記は一部の例です。
ある学生が高校に入学してきた時、その両親が尋ねて来て、30万元を差し出して、これから3年間の教育費として、よく面倒をみてほしいと言われました。私は受け取りませんでした。しかし、その学生はなかなかよくできた子でしたので、力を入れて指導した結果、全国の高校数学コンテストで一位を取りました。
またある塾から先生になってほしいと、3年間もずっと頼んできました。給料がほかの先生の倍ですので、1時間に3千元から5千元の稼ぎになりました。しかし、私は大法弟子として、利益より自分の心性の修煉が何よりだと思っていましたで断りました。彼らはさらに高い給料で雇うとしましたが、私は相変わらず断りました。
他の先生たちは有給で学生たちの補習を行っていますが、私はお金を取らず、無償で行っています。成績の悪い子もいい子もみんな成績が向上しました。学生たちの親は感謝して、数万元の腕時計や貴重な絵をプレゼントしようとしましたが、私は彼らに「学生たちを教育するのは私の仕事です。これらのものは私のような大法弟子にとって、世俗的な物に過ぎません。持ち帰ってください」と言って、一切受け取りませんでした。
このような事は毎日のようにあります。私は大法の要求に基づいて、自分の良知と信念を守り続けています。よく人に「マンションを何戸持っていますか？」と聞かれますが「一戸しかありません」と答えると、誰もがびっくりして信じがたいようです。
学生を教育する過程で、知識だけを教えるのではなく、人間としての道理も教えています。そのため、何か悩みがあると学生たちが相談してきます。
ある成績も人柄もとてもよい男子生徒が、ある時期に恋に芽生えました。彼はどうしたらいいか分からず、親にも担任の先生にも言えず、私に相談してきました。私は古代から現代までの君子が信念を貫いたストーリーと、中に含まれる道理を話すと、すぐに元気を取り戻しました。最後に中国の有名な清華大学に受かりました。
もう1人数学がとても好きな学生がいました。高校2年生の時、試験に失敗して落ち込みました。彼の両親が焦って電話をしてきました。私は彼と一緒に失敗した原因を分析して「目の前の失敗に挫折せず、失敗から原因を探し出して、次の試験に備えよう。試験から多くを学ぶことができます。しかも、挫折のない人は、往々にして人生の肝心な時に失敗しやすく、普段から挫折や困難を経験し、乗り越える人は最後に成功します」の道理を話すと、彼は立ち直って、翌年同じく清華大学に受かりました。
１人の貧しい学生は、家族が急病で数千元の医療費を必要としました。私が知って、数千元を用意してあげました。しかし、彼は負担に思いました。私は「あまり気にしないでください。これからあなたも人を助けてあげれば、先生には何より喜びになります」と伝えました。
修煉の道で、私にはまだまだたくさんの不足がありますので、大法の要求を満たしていません。これらのようなことは大法弟子としてごく普通のことで、さらによく行っている人もいます。しかし、これらのことは私が大法を修煉し、心性が高まってからできたことなのです。これらを通して、世の中の人々に法輪大法の素晴らしさを伝えられたらと思って書き出しました。
