心の中の良くない物質を消滅する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年2月10日】私は物事がうまくいかない時、いつも、混乱状態に陥り、気がめいってしまって、心が重く、焦ってイライラしがちです。そんな時は、学法煉功もできません。

 最近、このような状態がまた現れました。しかし、師父の新しい説法はとても厳粛です。私は毎日煉功を堅持し、精進したいのですが、しかし、煉功をしていると、やはりイライラしてきて、途中でやめたり、休憩したりして最後まで続けることができません。

 当時、私はいろいろ考えましたが、まず第1式の功法を行い、第2式になった時、続けるかどうか、様子を見てから決めようと思いました。そのとき突然、一念が閃きました。「忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる」[1]。忍耐できる限り忍耐してみようと、この一念が生じたとたん、心の中に鬱屈していた、イライラした物質が消えてしまいました。

 瞬時に、一部の悪い物質が消滅したあと、残っていた部分もなくなって、最後には存在しなくなったと実感しました。そのとき、師父が私を助けてくださったことを悟りました。

 今まで、このような状態を突破しようと考えたこともありませんでした。あの良くない物質は大きくて、壁のように立ち塞がり、まったく乗り越えるのは不可能だと思っていました。しかし、私は一念でこんなに簡単に、直ちに消滅するとは思いもよりませんでした。

 修煉の過程で、多くの場合、私たちは困難を大きく見てしまうため、乗り越えようという一念が出てきません。やってみようという一念さえあれば、状況は良くなり、多くの問題は解決されます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2016/1/26/322703.html)
 
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