2年後の再会で見た奇跡
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年2月27日】2006年のある日、私は同修のAさんと一緒にAさんの故郷へ大法の真相を伝え三退を勧めに行きました。村人の家を一軒ずつ訪ねては、法輪功への迫害の真相を伝えていき、三軒目を訪ねた時に、秀芝さんがオンドルの上に横たわていて、あまりにも苦しそうな表情だったので、尋ねてみたら肝炎を患っていると言います。薬を飲んでも効き目がなく、あまりにも痛いので、秀さんはげんなりしていて小さな弱々しい声で「もう生きていくのは嫌です。死んだほうがましです。1日を1年のように長く感じます。毎日毎日こんな辛い思いをして、いつになったら楽になるのでしょうか?」と嘆げいていました。

 同修と2人で絶対に諦めてはいけないし、自殺など考えてはダメです。自分の命を大切にしないといけませんよと彼女を説得しました。「せっかく縁があって私たちと巡りあえたのだから、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心から念じ、中国共産党の組織から脱退すれば、きっと良い報いがありますよ」と伝えました。すぐに彼女は脱退に同意しました。別れる際に横たわっていた秀さんは、もう元気が出てきて入口まで見送ってくれました。私たちはいつも「法輪大法は素晴らしい」の言葉を心から念じるようにと、繰り返し伝えました。

 2年後、大法の真相を伝える為、迫害の真相の資料を配りに、私たちは再びこの村を訪れました。2年前に出会った秀さんに再会することができました。秀さんは脱退してから、敬虔な心で言われた通りに「法輪大法は素晴らしい」といつも念じています。するといつの間にか肝炎が治り、元気になりました。今では家事など全てできるようになり、家族全員が喜んでいると教えてくれました。

 秀さんはまた一つ自分の身に起きた不思議な出来事を嬉しいそうに話しました。ある日、四輪車に乗って買い物に出かけたところ、道がデコボコしていたため、四輪車から数メートル後ろの地面に転がり落ちました。運転手はそれに気づき、慌てて飛び降りて秀さんを抱き起こしました。でも不思議なことに秀さんは、どこも怪我をしていませんでした。首にかけていた2年前にもらった大法のお守りをなでて、師父が守って下さったのです。師父の慈悲なる済度に感謝します。今自分はとても幸せで、もし師父が守って下さらなければ、このような難から逃れることはできません。命を救って下さった師父に感謝いたします。

 もう一つの出会いは同修の小雲さんと一緒に、ある村にいる2人の新しい学習者に煉功の動作を教えに行った時のことです。ちょうど煉功していた時、新しい学習者は一人の女性が足を引きずりながら、大変そうに歩いてきたのを見て挨拶したあと、「郭さん、私たちと一緒に法輪功を修煉すれば、足が治るかもしれませんよ」と話しかけました。郭さんは足の痛みが原因で長年買い物に出掛けることができず、家の畑仕事も手伝えず、痛みが激しい時は一分一秒を耐えるのに、大変難儀していました。

 郭さんは法輪功の動作を学び、私たちと一緒に煉功、学法してから郭さんの感想を聞き、皆と分かち合いました。その日の夜、郭さんは足が痛くてたまりませんでした。あまりの痛みに耐え切れず鎮痛剤を2回飲みました。普段よりさらに痛みが増したと感じました。そこで私たちはそれは師父が業力を消してくださっているからで、それは良いことだと言いました。

 翌日奇跡が現れ、郭さんの足の痛みがすっかり消え、長年苦しめていたあの痛みが一夜で治りました。郭さんはとても興奮し、師父の慈悲なる済度に感謝しました。今は足取りも軽やかになり、畑仕事は何でもできるほど元気になって、まるで別人のようです。時々、郭さんが前を歩いていると、村人が郭さんを指差しながら、「郭さんは本当に治ってよかった! 本当に不思議だ!奇跡が起きたよ!」と話しているのが聞こえました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/21/322501.html)
 
関連文章