中国・大連市の劉静玉さん 懲役4年の不当判決に
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年4月13日】中国・遼寧省大連市金州区の法輪功学習者・劉静玉さん(66歳女性)は、昨年7月8日に不当に連行され、12月26日に区裁判所に懲役4年の不当判決を宣告された。劉さんは上訴したが、却下された。先月29日、遼寧省女子刑務所に移送された。

 劉さんは以前多種の病気を患い、漢方薬と西洋の薬を飲んでも治らなかった。法輪功を習い始めてから、病気が完治し、「真・善・忍」に従い、自らを律し、他人のことを最優先に考えるようになり、人間関係も良くなり、改善された。

 2009年9月9日、劉さんは派出所の私服警官に尾行され、不当に連行されて、市留置場に10日間拘禁された。その結果、劉さんの寝たきりの母はショックを受けた。また、「社区」(中国共産党の末端組織=街道弁事処と住民組織=居民委員会から成る)の関係者によく嫌がらせを受けた。

 昨年の上半期に、古城甲区の社区主任は、610弁公室の関係者を連れて何度も劉さんの自宅を訪ね、いわゆる法輪功を学ばないという「保証書」を書くことを強い、脅かした。

 同年6月17日、劉さんは江沢民を告訴し、信仰の自由を剥奪する罪、国民の人身の自由を剥奪する罪、不当連行の罪、不当拘禁の罪、家財押収の罪を訴え、その刑事責任、経済的損失の賠償およびその関連責任の追及を求めた。

 7月8日午前、金州区擁政派出所の警官らは、劉さんの自宅に押し入り、劉さんを連行したうえ、家財を押収した。罪名は法律の実施を破壊したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/8/326360.html )
 
関連文章