中国・遼寧省の法輪功学習者・田彩英さん 8万元を押収される(写真)
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 【明慧日本2016年7月19日】中国・遼寧省撫順市・永安台派出所の警官は、4月22日午前、新撫区に在住の法輪功学習者・田彩英さんの家に行き、田さんと田さんの家を訪ねたほかの法輪功学習者3人を共に連行し、家宅捜索をした。

 警官は田さんの家にある法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、プリンター、パソコンなどの私物を押収し、田さんが用意した住宅ローンを支払う現金8万元と銀行の預金通帳・カードなども押収した。

辽宁省抚顺市田彩英女士的家被警察非法抄家后

家宅捜索を受けた後の田さんの部屋の様子

 警官は、当時、田さんの家を訪ねていた法輪功学習者・康孝芹さん、康孝華さん姉妹と耿向武さんの3人も田さんと一緒に連行した。23日午後3時、4人は撫順留置場に送られたが、耿さんだけが入所のための健康診断で不合格になったため、帰宅させられた。

 そして、5月13日、案件の責任者はやっと、田さんの自宅の鍵を田さんの姉に渡した。それから、姉たち親族が田さんの家に行ってみると、部屋の中は、どこも全部めちゃくちゃにされ、散らかり、まるで馬賊に入られたようなありさまであった。

 5月16日、康さん姉妹は解放されたが、田さんは逮捕令状を出された。

 5月26日、田さんの家族は田さんのために弁護士を雇った。それから、弁護士は田さんと面会した。その後、弁護士は永安台派出所の警官の田さんの担当者に会うため、電話で連絡した。しかし、担当者の警官は「いま、俺は他の地方にいる」とか、「田彩英の案件は、すでに検察院に渡した」とか、「俺は、この案件の担当でない」などと嘘をついて、弁護士と会うことを拒否した。

 弁護士は「案件の担当者がそのように弁護士を回避することは、違法行為だ」と指摘し、「担当者に速達で通知書を郵送することができる」と話した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/31/329452.html)
 
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