【明慧日本2016年9月10日】中国・江蘇省蘇州市の法輪功学習者・陳銀汝さんは、8月18日、警官に尾行され、連行されて、家宅捜索を受けた。その後、陳さんは蘇州市黄ダイ留置場に拘禁された。翌日の午前、弁護士が留置場に行き、陳さんと面会した。
陳さんは、蘇州市駐在の戦車十師三十八団営の軍人だった。除隊後、陳さんは中華連合財産保険会社のマネージャーになった。しかし、陳さんは法輪功を学んでいるという理由で、2004年に3年の実刑判決を下され、无錫刑務所に収監された。2009年、陳さんは再び連行され3年6カ月の判決を受け、无錫刑務所に送り込まれた。
先月18日午前9時、陳さんは家から100メートル離れたところで私服警官に止められ、持っているものを検査された。カバンから法輪功の資料・30部とDVD・4枚を探し出された。陳さんはパトカーに押し込まれて、派出所に連行された。
その直後、警官は陳さんの家に行き、家宅捜索した。法輪功関連書籍、DVD、法輪功が不法に迫害されている真相が載っている小冊子、法輪功の守り札、パソコン、プリンターなどを押収した。警官は陳さんの妻に「俺らは陳をずっと前から監視していた」と話した。
同日の午後2時、警官は陳さんを尋問した。警官は陳さんに「法輪功の資料をどこからもらったのか」と聞いたが、陳さんは答えなかった。警官は陳さんが住民委員会の人に法輪功のDVDを渡したことや、住民のポストに法輪功の資料を入れたことなどを「ずっと前から監視し、知っている」と話した。
夜8時、陳さんは黄ダイ留置場に送られた。
陳さんは年金が千元ほどしかなく、長期的に当局の迫害を受けていたため、生活が経済的に困難な状態になっている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)