黒竜江省の李長安さんに懲役12年の不当判決
【明慧日本2016年10月16日】黒竜江省方正(ほうせい)県の法輪功学習者・李長安さん(46)は、かつて、何度も連行されたことがある。李さんは迫害から逃れるため、5年間の放浪生活を余儀なくされた。昨年5月21日、李さんは唐山市で事故に遭い、ホテルで身分証明証を提示しなければならなかった。そのわずか30分後に連行された。同年10月28日、懲役12年の不当判決を宣告され、現在、呼蘭(こらん)刑務所に拘禁されて迫害されている。
今年5月23日、李さんは囚人服の着用を拒否し、番号を報告しなかったため、事務室に呼ばれて原因を聞かれた。李さんは「私は犯罪者ではないからです」と答えた。
1人の警官はすぐに李さんに手枷・足枷を掛け、蹴りながら暴言を吐いた。その後、李さんは独房に閉じこめられ、パンツ一枚で13日間拘禁された。独房の中は寒くて湿気が高かったが、掛け布団も敷き布団も与えられず、食事は饅頭1つだった。
7月26日午前10時頃、呼蘭刑務所に2人の検察官がやって来た。2人は李さんへの虐待には一切触れず、李さんに「囚人服を着るかどうかも私たちの監督の範囲だ。ここに入ったからにはルールを守れ!」と注意した。
7月29日、李さんの家族が面会に来たが、話の内容が普段の意見とは変わっていたため、すでに刑務所に脅迫されていたと考えられる。