遼寧省遼陽市の許桂霞さん 迫害により死亡
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年11月19日】今年10月27日午前10時ごろ、遼寧省遼陽市の3人の法輪功学習者・劉英さん、許桂霞さん夫婦と蘇殿興さんは、弓長嶺区牛彔郷で真相を伝えていたときに、弓長嶺湯河派出所の警官に不当に連行された。

 当日午後3時に、警官は二つの家を令状なしに家宅捜索し、パソコン、大法書籍などを押収した。その後、3人は遼陽市の留置場に移送され拘禁された。

 11月7日の昼ごろ、許桂霞さん(47)は急にこの世を去った。原因は不明である。(詳しい時間は遼陽市宏偉区工農派出所の警官から聞いた)

 7日午後、湯河公安局は事実を隠し、瀋陽で勉強している許さんの息子に、母親が危篤に陥ったため帰ってくるようにと連絡した。湯河公安局は、8日に迎えに行くからと再び連絡したが、許さんの息子は恐怖を感じたため断った。

 11月10日朝、地元の工農派出所は許さんの姉に「許さんは応急手当をしたが、効果が無く死亡した。遺体は地元の遺体安置場にある」と連絡してきた。

 家族は遺体を見せるように求めたが、先に署名をしないと見せられないと言われた。何に対する署名か分からなかったため、署名しなかった。その為、未だに許さんの遺体と対面できないでいる。

 許さんの死亡時間、場所、原因は未だに不明で、遼陽市留置場、湯河派出所は事実を隠している。

 11月11日に家族は許さんの夫・劉さんに弁護士を雇って事件を調査していたが、弁護士が劉さんとの面会を遼陽市の留置場において求めたが、様々な理由で断られた。これは公然と法律に違反している。このことを湯河公安局と遼陽市留置場に追及したところ、お互いに責任のなすり合いをして、責任逃れをしている。弁護士はすでに上訴した。

 許さんの事件はすでに法律上の手続きをとった。家族は弁護士を雇って事件の調査を頼んだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/15/337724.html)
 
関連文章