遼寧省の宋桂雲さん  11年拘禁、4年6カ月の判決
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 【明慧日本2016年11月23日】遼寧省阜新市の法輪功学習者・宋桂雲さん(65)は懲役4年6カ月の不当な判決を宣告され、現在瀋陽大北刑務所に拘禁されている。家族は宋さんと面会してから、はじめて宋さんがいつ移送されたのか、判決の結果、どんな拷問を受けたかを知った。

 宋さんは1996年から法輪功を学び始め、すべての病気が完治した。また、「真・善・忍」に従い、コツコツと働き、人と人のトラブルの中、恨みを覚えず、職場はいつも和気藹々とした雰囲気で溢れていた。また、自分が損をしても、決してうまい汁を吸おうなどと考えなかった。

 しかし、中国共産党による法輪功への17年にわたる迫害で、宋さんは7回も逮捕され、合計11年間も拘禁されていた。その間、長時間にわたって立たせる、しゃがませる、壁に向かて立たせる、縛られる、殴打される、毎日16時間働かされ、刑期を延長され、トイレに行くのを禁じられ、話をすることを禁止されるなどの多くの迫害を受けた。その間、宋さんの家族も同様に、ショックを受けて不安な中で暮らしていた。

 宋さんの強い信念は拷問によっても変わらず、正義は最後に、邪悪に勝つと信じ続けた。宋さんの江沢民への告訴状にはこう書いてあった。

 「2010年11月、私は他の学習者と農村へ法輪功の無実を伝えに行った時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報されました。その結果、阜兴地の警官に留置場に連行されました。4カ月後、再び懲役3年7カ月の不当な判決を宣告されました。その4カ月間、私は三つの病気を患いました。一つは腎嚢胞、つは喉ガン、もうつは腰椎の病気です。それにもかかわらず、法曹関係者は私を解放するどころか、瀋陽刑務所に送り込みました。死にかけた私の責任を自分たちが取らないですむように、警官らは私にすべての責任は自分持ちであるという書類にサインするよう強要しました。私は自分が法輪功学習者であり、死なないと信じてサインしました。これで私は5回目に瀋陽女子刑務所に送られました。この3年7カ月の間、警官らは私を観察し、すぐに死ぬのではないかと思っていたようですが、出所まで、私は死にませんでした。警官らは私が死ななかったことに驚き、法輪功の不思議さを感じました」

 昨年6月19日夜、宋さんは阜蒙県の扎蘭で、法輪功が迫害を受けている事実を伝えたとの理由で、警官に不当に身柄を拘束され、阜新新地留置場に拘禁され、不当な判決を言い渡された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/14/337630.html)
 
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