文/湖北省の一般の人
【明慧日本2016年12月3】
2009年11月21日夜7時40分、江西省九江市修水県の煉瓦工場のボイラーが爆発しました。1人が重傷(救急治療後、23日午前3時死亡)、3人が軽傷、それによってもたらされた損害は約90万元でした。ボイラーは完全に破壊し、筒体が丸ごと元の位置から左後方の空中へ飛ばされて、小さな山を飛び越え、荒地に落下しました……。
私は1961年、湖北省で生まれ、今年54歳です。先に述べた事故当時、私は当れんが工場の安全検査のために、ちょうどそのボイラーの近くにいました。ボイラーが爆発した時、私はその炉の口にもっとも近く、重傷で死亡した人は炉の口から比較的遠くにいました。常識で考えると、私が最も危険でした! 爆発の瞬間、突然の轟音とともに、周辺が激しく振動し、私は猛烈な爆風に50メートルほど吹き飛ばされました。そして、ある低いスレート瓦の屋根に落ちて、また屋根から地面に転落しました。
意識が戻った時、私は修水県の病院のベッドに横たわっていました。医者は全面的に検査をした後「ただ皮膚に外傷があるだけです!」と言いました。3日後、私は病院を離れました。後に、他の人から聞きましたが、私が落ちた屋根の下は玉石を2層積み重ねたブタ小屋で、爆発とともに、1頭のブタが震動で直ちに死んでしまいました。村人の家の窓ガラスもほとんど震動で壊れました。
それを聞いて、私は本当に背筋が凍りつくほど怖くなりました!
考えてみると、私が大きな災難から免れたのは決して偶然ではありません! それは私が「真・善・忍」に従って、法輪功修煉者を保護してきたからだと思います。
1999年以前に、法輪功が私達の地域に伝わってきました。私は修煉者から『轉法輪』を借りて一度真剣に通読したことがあり、読んでいる内に親近感を覚え、読み終わった後、非常に感慨深いものがありました。その後、私は修煉しませんでしたが、「真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準」[1]という宇宙の理に深く感銘し、この基準に沿って自分の振る舞いを律してきました。また、私が幹部をしていた時期、ずっと周囲の法輪功修煉者を保護し、修煉者が一切の妨害を受けずに修煉できる環境を作りました。
ここに、私は家族とともに、命の恩人である法輪大法の李洪志師父に永遠に心から感謝の意を捧げます! 師父、ありがとうございます!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』