1年間拘禁の広州市の学習者 不正判決される(写真)
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 【明慧日本2016年12月27日】広東省広州市の法輪功学習者・劉清陽さんは、昨年12月3日、洛渓新城派出所の警官ら二十数人が家に不当に侵入し、連行され、家宅捜索された。先月8日、1年近く拘禁された劉さんは不正裁判にかけられた。

 法廷で、劉さんの弁護士は「警官が捜査令状を持たないまま、劉さんの自宅に不当に侵入したこと、証人を脅迫して劉さんに罪を被たこと」など、警官の違法行為を指摘した。

 劉さんは車関係の会社に勤め、いつも真面目に仕事をやり遂げ、品行が良いので、同僚たちから高く評価されていた。それで、劉さんの連行を聞いた同僚たちは皆驚いた。

 広州市公安局と国家安全局の警官は、劉さんに罪を被るため違法な手段を使った。劉さんは連行された後、警官はいわゆる証拠を捏造するため、海南省に行き劉さんとショートメールで連絡を取っている学習者を連行した。その学習者を騙して脅迫し、供述書を取った。

 弁護士は10月10日、劉さんの案件を閲覧したとき、その供述書の偽造される箇所を発見した。そのため、弁護士は案件の担当者と証人の出廷を要求した。

 11月8日、裁判所は劉さんに対して、不当な開廷をした。朝早く、多くの私服の警官と制服を着た警官が裁判所の前に行き、裁判所の前を通る人に対して、検査を行った。

图1:警员对过往民众无故截查
通りかかる人を検査する警官 

图2:在穿制服警员身后站立的穿白衣的男子,曾参与绑架刘清阳
劉さんの連行に参与した、白い服を着た
私服警官

图3:在法庭周边的便衣
    裁判所の周りにいる私服警官

 劉さんの開廷に傍聴を希望する人が100人以上いたが、最終的に劉さんの妻、義理の父、姉夫婦しか法廷に入れなかった。

 劉さんは法輪功を学び続けているとして、当局に三度も拘禁された。2009年労働教養処分を下された劉さんは、広州市花都第一労働教養所に収容され迫害を受けた。

 今回、劉さんは連行されて1カ月後、子供が生まれたが、10カ月になった子供と未だに、一度も会ったことがない。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/24/338081.html)
 
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