大慶市の李玉蘭さん 冤罪が晴れないまま死亡
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 【明慧日本2017年2月26日】大慶市泰康県の法輪功学習者・李玉蘭さん(71)は、昨年12月26日、法輪功の迫害真相が書いてある卓上カレンダーを配布していた時、連行されて脅され、2017年1月1日に無念の思いを晴らせないまま死亡した。

 昨年12月26日午後、李さんは電力会社の社宅の近くで真相卓上カレンダーを配布していた時、共産党の虚言を信じる人に通報された。午後4時半、警官・馬百剛は通報者と一緒に2台のパトカーを駆使して、李さんを公安局まで連行した。

中共监狱酷刑示意图:铐在椅子上
拷問のイメージ図:椅子に縛り付ける

 李さんは尋問室の鉄の椅子に縛られ、脅されて自白を強いられたが、法輪功を学ぶ決意は揺るがず、保証書に署名もしなかった。

 しばらくすると、李さんの息子は噂を聞いて急いで駆け付けた。警官らは李さんの息子に「母親を説得して、署名すればすぐ家に帰す」と勧めた。息子は慌てて「お母さんは頑固すぎるよ。署名して、家に帰ったら続けて学んだらいいじゃないか」と李さんに説得した。李さんは仕方なく本心に反して署名した。警官は李さんの指を掴んで拇印させた。

 もう無事になったと思っていた息子は、母親を家に迎えた。翌日、馬百剛は電話で「母親をしっかり見ておけ、家から出ると、お前の全家族を連行するぞ!」と脅した。

 12月29日、李さんは人事不省になり病院に運ばれた。期間中、町内会の主任が家族に電話をかけたり、家にまで嫌がらせをしたりした。今年1月1日の明け方に、李さんは無念の思いを晴らせないまま世を離れた。

 以下は李さんが生前書いた告訴状の一部の内容である。

 1999年6月、隣家で法輪功学習者の交流会が開かれた時に私は偶然に呼ばれた。中に軍人、幹部、若い人もおり、みんなが法輪功を学んでからの心身の変化を話した。私はこれらの話を疑わずに信じた。私の義弟の妻が法輪功を学んだ後、病気が治り、性格も優しくなったことを目にしたからだ。私も法輪功を学ぶことを決心した。

 私が勉強を始めたばかりのとき、弾圧が始まった。1999年7.20、江沢民は独断で、勝手に610弁公室を設立し、すべての国家機関を利用して法輪功への迫害を始めた。たびたび理不尽に連行され罰金を科された義弟の妻を見て、私は学ぶ勇気がなくなった。2009年、私は脳梗塞を患って、目が開けられず、口もとがけいれんし、血圧が低く、リューマチも患っていた。現代医学では治療法がなく、命を維持することしかできなかった。私は保健機器、血圧測定器、磁気マットレス、マッサージ器など、あらゆる新製品の薬を買い、10万近い金を使っても治るどころか、悪くなる一方だった。

 2011年ごろ、私は再び法輪功を学び、数カ月後、様態が回復し、軽やかに歩けるようになり、家事をしても疲れなくなった。私はうれしくて、人に会う度に「法輪大法は素晴らしい」といつも言っていた。

 しかし、あらゆる方面からの圧力のため、家族は突然態度が変わった。50年も仲良くしていた連れ合いは私を罵ったり、殴ったりして、離婚まで要求した。日ごろは親孝行な息子と娘も私を支持しなくなった。もし、法輪功への弾圧がなければ、マスコミの嘘の宣伝がなければ、家庭の環境はこのように緊張することなく、私も再び病気で苦しむことはないはすだ。このすべての罪悪の首謀者は江沢民だ。私は江沢民を告訴する。江沢民の法輪功への迫害を清算させ、法輪大法と創始者の潔白を返すよう、法輪功学習者の自由と人権を返すように要求する。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/14/343067.html)
 
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