学習者唐建平さん 半年拘禁され 家属との面会を禁止に
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 【明慧日本2017年4月28日】四川省南充市蓬安県の法輪功学習者・唐建平さんは、昨年7月5日、県裁判所に開廷され、懲役3年の不当な判決を宣告された。9月、嘉州刑務所に拘禁され、家族との面会を禁じられた。

 唐さんは2015年12月6日午前、高坪区会龍鎮で法輪功の文言が書かれた紙を貼り付けた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、10時に鎮派出所の警官に身柄を拘束された。

 現在、唐さんはすでに半年以上拘禁されている。唐さんの妻と息子はこの半年の間、3、4回刑務所を訪ねたが、面会を拒否されたうえ、非難された。

  事件を回顧してみると

 2015年12月6日、唐さんは鎮派出所に連行され、15日間拘束された。12月21日、蓬安派出所および蓬安国保大隊の関係者らに蓬安留置場に移送された。証拠不足で事実がはっきりしないまま、蓬安検察庁の人員により蓬安裁判所に起訴された。

 法廷上で、唐さんと弁護士の2人は道理にかなった厳正な言葉で、いわゆる材料の手抜かり、証拠不足を指摘した。弁護士はさらに法曹機関の違法行為を「終身にわたり追及する」と警告した。

 しかし、裁判官は事実を無視し、唐さんに懲役3年の判決を言い渡した。

 唐さんの妻は代わりに上訴状を提出した時、四川省最高検察庁に蓬安の法曹機関への告訴状も提出した。そして、唐さんの妻は唐さんとの面会を何度も求めたが、断られた。

 昨年9月下旬、家族が知らないまま、唐さんは成都市楽山嘉州刑務所に移送された。上訴の件も何も返事がなかったという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/15/345653.html)
 
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