拘禁中の天津市の学習者李珊珊さん 母親に面会できず
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 【明慧日本2017年6月16日】天津市の法輪功学習者・周向陽さん、李珊珊さん夫婦2人は、2015年3月2日に不当に連行され、昨年12月、2人に重刑が下された。

 李さんの母親が何度も刑務所へ李さんに面会しに行ったが、刑務所側に意地悪く妨害され面会できなかった。李さんは刑事犯に監視され、数カ月立たされているという。

天津市工程師周向陽、李珊珊夫婦
天津市の周向陽さん、李珊珊さん夫婦

 今年1月14日、李さんの母親と姑は天津女子刑務所へ李さんに面会に行ったが、刑務所側に「親子の証明書がなければ面会できない」という口実で断られた。母親は警官に真相を伝えたが、「法輪功を放棄する保証書にサインしてくれ」と要求されたが、サインを断った。

 2月8日、李さんの父母は刑務所に行ったが、父親しか李さんに面会できなかった。

 李さんは2人の刑事犯の囚人に付かれ、「3カ月間立たされている」と刑事犯の囚人の口から分かった。

 「毎日饅頭1個、お粥1碗、漬物だけで、飲み水が与えられない・・・」と李さんが話している途中で、刑事犯の囚人に話を中断された。

 「懲役6年ではないか。堅持してくれ。放棄しないで・・・」と父親が励ましたが、話の途中で会話を刑務所側に中断された。

 5月10日、李さんの母親と姑は再度面会に行ったが、依然として面会できなかった。

 6月6日、母親と姑はまた面会に行った。刑務所側に「身分証の写真はお前と似てない」という口実で面会を拒否された。

 事件の背景

 周向陽さんは全国で認定された第一期「造価エンジニア」の60人の1人である。法輪功を修煉しているため、何度も連行され、労働教養を強いられた。判決を下された周さんは、計9年間にわたって拘禁されている。李さんは夫を救出する活動を行ったため、計2回で3年以上の労働教養を強いられた。

 2015年3月2日、周さんと李さんは2人とも連行され、未だに拘禁されている。

 2015年11月30日、周さん夫婦に対して裁判が行われた。翌年9月13日、2人に対して再度裁判が行われ、裁判は7時間にわたった。4人の弁護士が周さんと李さんを弁護したが、半月後、周さんに懲役7年、李さんに懲役6年の判決が下された。家族は上訴したが、「原判決を維持する」と判定され、今年の正月、2人は刑務所に移送された。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2017/6/10/349411.html)
 
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