韓国ソウル天梯書店 9日間の法輪功セミナーを開催
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文/韓国の法輪功学習者

 【明慧日本2017年6月19日】韓国の天梯書店で行われた9日間の法輪功セミナーは、4月下旬、順調に終わった。このセミナーは天梯書店が開店営業して以来、行われてきた第24期の法輪功セミナーだった。セミナーを最後までずっと受講した学習者には若い学生もおり、退職した年配者もいた。ここでは、その同修たちの修煉体験を分かち合いたいと思う。

'图1~2:韩国天梯书店举行的九天学习班'
天梯書店で行われた9日間の法輪功セミナー

 心が柔らかになり 家族が仲良くなった

 今年50歳になる呉美亭さんは肩の痛くなる症状が現れ、呉美亭さんの兄が法輪功学習者だったので、兄の勧めで9日間の法輪功セミナーに参加したが、もともと呉美亭さんは肩のじん帯の断裂のために手術による治療が必要だった。セミナーの前に、法輪大法の修煉を指導する書籍『轉法輪』をまず読み、前もって予習したので、セミナーの内容をさらに理解することができた。呉美亭さんは「修煉後の最大の変化は『心が柔らかくなった』ことです」と語った。そして呉美亭さんは「最近、夫はブツブツつぶやくことが多かったので、私が口答えするとケンカになりました。しかし、9日間の法輪功セミナーの中で師父は『人と口論すると徳を失う』と説かれていたので、心の底から夫に対して譲るようになりました。すると、心が柔らかになり、子供に対してもさらに良く対応できるようになり、家族の雰囲気が仲良くなりました」と語った。

 正式に修煉してからまだ数日ですが、肩の痛みは大分和らぎました。修煉する前は傷みがひどく、その痛みは生活の中での「一つの大きな忍耐する事」でしたが、今はすでに取るに足りないものに変わりました。呉さんは「まだ全快していませんが、心が柔らかくなったために、手術や治療をしなくても、症状はすでにとてもやわらいでいます」と語った。呉さんは続けて「しかし、修煉を続けていけば、この痛みは必ず根治できると信じています」と語った。さらに呉さんは「天梯書店の9日間の法輪功セミナーに参加して手に入れたものは多く、健康状態が好転し、周囲の環境も改善されました」と語り、セミナーの後、呉さんは「これからずっと煉功を続けていこう」と決めた。

 娘が縁を引っ張り 法輪功を学ぶ

 最も貴重なものはいつも先に家族と分かち合う、これは人情の常である。多くの学習者が人に法輪功を紹介する時、まず先に思い浮かぶのが家族である。今回の9日間の法輪功セミナーに参加した金茗熙さん(60歳)もその1人である。ホームパーティーの時に、娘が推薦してくれたので、金さんは修煉の道に入った。実際は、金さんの娘もセミナーに参加したばかりの新しい学習者だったが、短い時間で大法のすばらしさを感じ、必死に母親に勧めた。

 金さんは多くを語らなかったが、秘宝でも得たかのように大喜びし、金さんの修煉への情熱は高まった。天梯書店でセミナーを聞き終わって家に帰った後、その日の学習内容を1人で復習した。実際、9日間の法輪功セミナーを欠かさず聞き終えるのは容易(たやす)いことではない上に、復習までしていたので、その根気の良さにみんなが敬服した。金さんは「内容をすぐには全部理解できませんでしたが、頑張って怠けずに学法します」と語った。

 交通事故に遭い何度も手術した金さんは、修煉を堅持する心があったからか、座禅を組むことに成功した。さらに、3日目と4日目には、手の指にエネルギーが通過し軽くしびれる感覚があったという。金さんは「これからはなお頑張って、学法と煉功をします」と語った。意志の強い金さんにとって、恐れるものが何もなく、どんな可能性もあるかのようだった。

 また、金さんは孫を連れて来ており、17歳の李民浩さんと14歳の李俊浩さんが一緒にセミナーに参加した。兄弟2人は天梯書店でセミナーを聞き、家では母親と煉功動作を学び、ともに法輪功の修煉を始めた。

 3回目の縁で 最終的に修煉の道を歩む

 大法との毎回の縁は偶然ではなく、また、大法との縁が深い人もおり、3回縁があり、さらに修煉の道を歩んだ朴さんの話を聞いてみよう。

 70歳代の朴普善さんはずっと前に、良才泉公園で法輪功学習者が煉功している情景を見て、その時は、朴さんも学習者と一緒に煉功の動作をした。しかしその後、サダンドンに引っ越してしまい、その時のことをだんだんと忘れてしまった。機縁が成熟したからかもしれないが、ほんの少し前に「とてもよい身心修煉法があり、天梯書店で9日間の法輪功セミナーがあります」と友人から電話がかかり、参加を勧められた。

 そして、それからしばらくして、老人ホームで1人のおばあさんと知り合い、おしゃべりした時に法輪功の話になり、そのおばあさんが法輪功学習だったとは思いもよらなかったそうだ。そして朴さんは「そのおばあさんはすでに70歳を過ぎていたが、少しも老けて見えず、かくしゃくとしており、とても健康でした。おばあさんは『法輪功は本当にとても良い修煉法です』と言い、持っていた煉功音楽のUSBを私にくれました」と回想した。

 大法との3回の縁の後、朴さんは9日間の法輪功セミナーに参加した。朴さんは「セミナーを聞いている間、感触が極めてよく、私にとって心強い限りで、中国語の『轉法輪』を学びたくなりました」と語った。

 「ずっと修煉し続けます」

 1998年の中国国家体育総局の調査結果では「法輪功の病気の除去と健康保持率は99.1%に達する」と表している。これは健康に問題のある人にとって希望に満ちた数値である。40歳代の崔正允さんは2002年に大事故に遭い、昏睡状態に陥ったことがあり、もう少しで命を落とすところだった。頭部に傷を受けたことにより、体が不自由になった崔さんにとって、法輪大法修煉は暗闇の中の灯であり、希望を灯していた。

 崔さんは「2002年、韓国中がワールドカップで盛り上がっていた時、大事故で傷を負い、3日間昏睡状態に陥り、脳に傷を受け、幸いにも脳の手術は避けられました。今は体の片側が脳卒中患者のように動かすことが出来ず、片方の足が不自由になりました。韓国中の漢方の病院へ行ったり、丹田呼吸法も試しましたが、まったく好転の兆(きざ)しはありませんでした」と当時を思い出しながら語った。

 そして、清渓山に上った時、学習者が煉功しているのを見て、天梯書店が行うセミナーのことを知り参加した。9日間のうち、2日間参加できなかったことを崔さんは残念に思った。9日間の間には、はっきりとした体の変化はまだ感じられなかったが、法輪功が他とは全く違うということは感じた。そして崔さんは「家の近くに煉功場があるかどうかを尋ね、ずっと修煉し続けたいと思いました」と語った。

 みんな我を忘れて話をしているうちに、いつの間にかすでに夜は更けていった。9日間の法輪功セミナーが終わると、新しい学習者は互いに交流して励ましあい、修煉の意志を強くした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/6/349245.html)
 
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