文/英国の法輪功学習者
【明慧日本2017年6月21日】スコットランドのグラスゴー市のグラスゴー・フェスティバルが今月初旬に、幕を開けた。グラスゴー・フェスティバルの期間中、各コミュニティーとそれぞれの民族団体が多種多様な活動形式でこの年に一度のイベントに色を添えた。
今月11日、スコットランドの一部の法輪功学習者とイギリス中部の一部の学習者がグラスゴー市のケルビングローブ公園で行われた大型イベントに参加した。このイベントのブースを申請する時、学習者はイベントの組織委員会に向けて郵便で真相を伝え、イベントの中で「臓器の強制摘出に反対する」署名活動を行ってよいかどうかを尋ねた。すると、組織委員会の責任者から「(真相)資料を送っていただいてありがとうございます。多くの人に(この迫害を)知ってもらえるよう、私たちも喜んで協力致します」と返事があった。
この祭日のイベントの開始前に、1人の学習者が真相チラシを手に持ち、さらに「臓器の強制摘出に反対する医師団」の署名用紙を手に持って、それぞれのブースに署名を集めに行った。署名用紙に書かれた説明を呼んだ人々は支持を表明し、すべてのブースが精巧で美しい手製の小さな蓮の花を受け取った。人々は「法輪大法は素晴らしい」と書かれたタグの蓮の花をブースの上方に掛け、遠くから見ると、微風の中で漂い、色とりどりで華やかな一つ一つの蓮の花がイベントに喜びを添えた。
当日は小雨が降り続いていた。ある学習者は雨の中で観光客に真相チラシを配り、ほかの学習者は雨の中、法輪功の五式の功法を人々に披露した。穏やかで優美な煉功音楽と、のびやかで緩慢な法輪功の動作に惹かれて、人々が足を止めて見物した。それを見た学習者は人々に友好的に挨拶を交わした。
1人の夫人がすぐに功を学びたくてやって来た。その夫人は、功法を演じている学習者の横に立ち、一緒になって動作を行った。また、ある人は「これは何の音楽ですか? どうしてこんなにすばらしいのですか? 心が安らぎました」と尋ねた。チラシを読み終え、法輪功の紹介と、中国共産党が法輪功学習者の臓器を強制摘出し、莫大な利益を得ていることを暴露するポスターを見ると、人々は震撼した。人々が提起した最も多くの問題は「こんなにも平和な功法を、中国共産党はなぜ弾圧しなければならないのですか!」「真・善・忍というこんなにも素晴らしい理念を持った善良な人達を、中国共産党はなぜ殺害するのですか!」という理解に苦しむというものであった。
「臓器の強制摘出に反対する医師団」の署名用紙と法輪功の真相チラシを持った学習者が、一人一人訪れた人々に向かって法輪功の真相と中国共産党の残酷な迫害の真相を伝え、中国共産党が『虚、悪、闘争』の理論で罪がない多くの人々を虐殺し、政権を作り、その政権を固めているが、もし人々が法輪功の『真・善・忍』の高尚な規範を遵守したならば、中国共産党政権は頼りとしている生存の土壌を失うであろう。真相を知った人が「ああ、そりゃそうでしょう」と同意した。大勢の人々の中のある人が「もし人々がみな善良であるならば、誰も彼ら(中国共産党)が殺人を行うのを手伝わないでしょう」と言った。
ブースにやって来た観光客たちは真相を知った後、迫害に反対する署名を真剣な面持ちで署名した。署名を行った人の中には、年が60を越した年配者や子供連れで旅行をしている夫婦、大学で勉強している若者や中学生などがいた。若者の中には 「ここで見聞きしたことを、フェイスブックで多くの人に知らせます」と表明した者もいた。
当日、勤務していた警官たちは真相を知った後 「中国で起こっているこの出来事(法輪功学習者の臓器を強制摘出し莫大な利益を得ていること)は絶対に容認できません」と言った。警官たちはためらわずに署名し、道義的に支持を表明した。学習者が警官たちにチラシと小さな蓮の花を渡すと、警官たちは感激し、すぐに蓮の花を腰にぶらさげたトランシーバーに掛けた。イベントを組織する責任者と、イベントの職員も署名し、中国共産党の暴行を厳しく非難した。
真相を聞いた人々は皆感動を表し、学習者が作った蓮の花を受け取った後 「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」を中国語でどのように言うのかを学習者に聞く人もいた。多くの人が法輪功の煉功場について尋ね 「法輪功を教えるクラスに参加したい」と表明した。
イベント期間中、800人以上の観光客が 「臓器の強制摘出に反対する医師団」の署名用紙に迫害に反対する署名を行った。また、学習者の助けを借りて、中国共産党の共青団と少年先鋒隊を脱退した尊い中国人もいた。