貴州省の学習者・索正琳さんに3年の不当判決
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 【明慧日本2017年7月8日】貴州省独山県の法輪功学習者・索正琳さん(女性)は黔南州女子留置場で1年以上拘禁された後、今年5月に裁判が行われ、懲役3年の判決を下された。索さんはこの判決を不服として中級裁判所に上訴した。

 索さんは元小学校の教師で、昨年4月、法輪功についてのポスターを貼っていた時に不当に連行され、留置場に拘禁された。今年4月上旬、索さんの親戚が依頼した弁護士が裁判所へ案件の担当者と面会しに行くと、すでに懲役3年の判決を下されたと告げられた。弁護士は「改めて裁判を行うべきだ」と強く求め、交渉した後、裁判所に同意をもらった。しかし、今年5月下旬に裁判が再度行われたが、依然として懲役3年の判決を下された。

 索さんは不当に身柄を拘束されて1年2カ月を超えた。その間、家族や親戚の誰ひとりとも会えず、息子も母のことを尋ねる勇気がなかった。友人だけが時々留置場にきて索さんの生活費を支払っていた。

 索さんは1963年生まれで、独山師範学校を卒業し、小学校で教師として働いていた。索さんは30歳になったころ、酷い椎間板ヘルニア、骨増殖症などの病気を患った。夫に迷惑をかけたくないため、索さんは離婚を自主的に主張し、1人で息子を育てた。索さんは仕事を頑張りながらいろんな病気の治療法を探しては試した。1998年、親切な人から法輪功を紹介してもらい、煉ってみると、たった数カ月で、全身の痛みが消えた。法輪功の本を読んで、より良い人を目指して身を処さなければならないという理も分かった。昨年、索さんが連行された後、学校から除籍された。

 索さんは2008年10月まで服役していたが、刑務所で迫害を受けて片脚が障害になった。2008年に解放されてから昨年に再び連行されるまで、時給の形で家政婦として働いて生活を送っていた。年配の母は遠くの山奥に住んでおり、息子は出稼ぎをしている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/2/350494.html)
 
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