山東省棲霞市警官 元法輪功学習者に創始者を罵れと強要
【明慧日本2017年7月11日】山東省棲霞市翠屏区万家溝村では、7月2日午前10時ごろ、1台のパトカーがやって来た。翠屏派出所の警官4人が車を降りて、手に12人の法輪功学習者の名簿リストを持ちながら、外で納涼していた村民に学習者・丁順玉さんの住所を尋ねた。村民達は横目で警官らを見て、誰ひとり返事しなかった。
警官らは村の共産党幹部に協力を求めたが、幹部は「皆忙しいから、家には誰もいない留守の状態です」と応じた。ある若い警官のリーダーが「夕方また来ますから、漏れなくすべての者の写真を撮る」と言い残して去っていった。
夕方になると、警官ら4人が再び村にやって来た。学習者の家には依然として誰もいなかった。村の幹部の者もおらず、村の幹部の代わりに婦女主任が警官らを連れて、何人かの元法輪功学習者の家を訪れた。まず、元学習者・牟桂荣さんの家を訪れた警官は、法輪功創始者・李洪志先生を罵れと強要した。牟さんは「私は人を罵ったことがありません。あなたたちは罵ることを強要しても良いのでしょうか」と断った。警官は罵る方法を教え、そして「罵らないとリストからお前の名前を消さないぞ」と脅した。警官の脅かしで、このかわいそうな中年女性は屈服した。警官は大満足したように罵っている場面をビデオに録画した。
情報が村に広まったあと、村民らは皆「共産党は本当に悪党だ! 法輪功は善を教えているけれども、共産党は悪いことをするようにと人に教えている!」 「警官は警察官の服を着て、露骨にも人を罵ることを教えて言わせ、まるで人間のようにご飯を食べてはいるが、人間ではない、悪党だ!」と言い合った。