資料配布で通報された学習者・王秀琴さん 当日解放に
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 【明慧日本2017年7月12日】福建省福州市倉山区の法輪功学習者・王秀琴さん(75)は、7月7日午前10時ごろ、バスを待っていた時に、ある老人に法輪功の小冊子を渡した。老人は小冊子を開いて、中身がすべて法輪功についての内容だと見ると、すぐに「警察に通報する」と叫んだ。

 バスが来ると、老人は王さんのあとに続いてバスに乗り込み、電話で警察に通報した。老人はバスの中でずっと「彼女は法輪功の資料を配布したぞ」と叫び、運転手に協力を求めた。運転手はバスを止めて、警官を待ち、王さんがバスを降りようとしてもドアを開けなかった。

 同乗者らは皆「2人とも年配者だ、困らせるなんて! 不要ならその人に返せばいいのに」と通報者を責めた。しかし、老人は警官を待つことに固執した。

 パトカーがやって来て、通報者と王さんの2人を福州市臨江派出所まで連行した。通報者は供述を録音されたあと、12時ごろ帰された。

 派出所の所長は「通報されたので、規定の方法で取り扱わなければならない」と言い、王さんの住宅区を直接管轄する倉山区派出所の所長を呼んできて、一緒に王さんの住宅を見て回ったあと、上級職の関係者に報告した上で、解放することに同意を得て解放することにした。

 同日午後5時ごろ、学習者・王秀琴さん(75)は、無事、解放された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/10/350874.html)
 
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