労働教養所隊長 「法輪功は仙丹妙薬よりも効く」
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文/中国の大法弟子 宇明

 【明慧日本2017年7月25日】2001年4月中旬、私は法輪大法の修煉を放棄しないため、迫害されて吉林の刑務所に拘禁され、その後、吉林省の遼源市白泉労働教養所に送られました。当時、私の体に不明な薬物を注射され、卵大の膿疱が全身に現れました。高熱がでて、激しい痒みと激痛を伴い、昏睡に近い状態でした。労働教養所は私を転向させるために、毎日私に土掘りという重労働を強制的にやらせ、また受刑者をそそのかして私に暴行を振るい、水さえも与えませんでした。私は毎日死の淵にいました。当時、私を監視していた年配の警官は、毎晩数回私を起こしては、死んでいるのではないかと心配していました。

 ある日、労働が終わった後、私は別の隊に移動させられました。劉という隊長は暴力を振るうのが、特に凶悪で酷いそうです。その日、劉は私を呼びました。当時の私は自力で歩けず、受刑者に支えられて連れて行かれました。劉は「今の体の状態を見て、お前は生きて労働教養所から出るのは不可能だ。今、二つの選択肢がある。一つは、私が金を出し、瀋陽あるいは長春に治療に行くことだ。私にはお前を保釈する権利がない。二つ目は、お前は法輪大法を信じている。今日から荷物部屋に移動して煉功することだ。どれぐらいの日にちで良くなるかを言ってくれ」と言いました。私は自信満々に「20日から1カ月ぐらいで回復します」と答えました。彼は私の体を詳しく検査した後、「良くならなかったら、病院に行かせる。私はこの権限があり、お前を脅迫するのではない。私は良い報告を待っている。しばらく外出して、帰ってきたらまた会う」と言いました。

 劉は人に命じて私を荷物部屋に閉じ込め、人の出入りを禁止しました。私は毎日煉功し、学法し、法を暗唱して正念を発しました。心の中で師父の加持を求め、「私の体の変化で大法を実証できれば、中国共産党の虚言に毒害され、洗脳された警官を救うことができる」と考えました。

 当時の私は毎日変化があり、全身の膿疱が無くなり、熱も下がりました。受刑者の暴行で怪我をした足も、立ち上がって歩けるようになりました。腕、足も太くなり、皮膚が白くてきれいになり、体に活力が出てきました。

 20日過ぎのある夕方、劉は荷物部屋のドアを開けて私を見ると、「お前は☓☓☓か?」と驚いて聞き、私は「はい、そうです」と答えました。彼は私を彼のオフィスに連れていき、急いで私の洋服を開き、ズボンの足の部分を上げてみました。そして私を押して、「お前の体の大きな変化は、私の法輪功に対する見方を変えた。法輪功はあまりにも不思議だ。お前は法輪功が素晴しいと言ったが、私はそれを信じるよ」と言いました。

 また、彼は鏡を出して私に見せました。鏡の中の私はとても若く見え、30歳ぐらいにしか見えず、顔色が良くて、肌がきれいで、髪の毛は真っ黒でツヤツヤでしたが、当時の私は50歳でした。

 劉は「毎日酸っぱくて臭いコーン粉のものを食べ、葉っぱもない塩スープを飲んで、こんな短い期間でこんなにも元気になったのは、本当に不可思議だ。私も家に帰ったら『轉法輪』を読み、人に頼んで煉功を教えてもらおう。法輪功は仙丹妙薬より効くね」と言いました。

 このことから16年が過ぎましたが、私は毎回、思い出すたびに感嘆しています。自分の命が最も危ないとき、偉大なる師父は弟子を助けられ、危険な境地から脱出させ、同時に洪大な慈悲で迷いの中にある世人を呼び覚まされました。

 法に縁がある全ての人は早く真相を理解して、大法の救い済度を得られるよう祈ります。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/16/351158.html)
 
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