文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年8月18日】私は湖南省農村に住んでいる女性です。1998年に幸いにも法輪大法に出会いました。19年の修煉の中、師父は私の体を浄化してくださり、なかなか治らなかった痔、めまい、高血圧などの病気も治りました。私は無病で軽快な体の素晴らしさを、身をもって体験しました。
法を学ぶことによって、私は人間として身を処する道理が分かり、修める中で着実に昇華しました。心が狭く、名誉や利益ばかり求めていた私は、他人のために考えるようになり、自らの利益が損なわれた時でも、他人の事を優先し、自分のことを後にして、師父がおっしゃった真・善・忍の基準に基づいて、すべての人に、すべての事に対処できるようになりました。
19年間の修煉の中で、私と接した世間の人々は、私の言動から大法弟子という常人と異なる資質をみて、大法の素晴らしさを感じ、真に心から「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶようになりました。
修煉の中で、常に師父の慈悲深さと偉大さを感じています。法輪大法は宇宙大法で、佛法です。私達が法輪大法を修煉することは間違っていません。私が真・善・忍に基づいて良い人になろうとしているのは間違っていません。私は正しく歩み、正しく行い、師父から時々刻々のご加護を受け、恐れる要因はありません。法と師を固く信じている心をみて、師父はずっと私を守られ、啓示されました。そのおかげで、私は本日まで平穏に歩むことができました。師父の慈悲なる済度に叩頭してお礼を申し上げます。
次に、修煉の道で、自分の次元で体得したことを書き出し、師父にご報告を申し上げ、同修たちと交流したいと思います。
一、面と向かって真相を伝え、衆生を救う
夫は漢方医です。夫の腕が評価され、彼を求めて来る患者はとても多くいます。それは私の毎日の真相伝えにとても有利な条件を提供してくれました。1999年7.20以来、中国共産党は法輪功の修煉者に対して、極めて残酷な迫害を開始したため、大法弟子はでっち上げられた虚言や厳しい弾圧に立ち向かわなければなりませんでした。大法を実証し、師父の潔白を取り戻すため、私は世間の人に大法の真相を伝えました。当時、まだそれほど大法の資料がなく、私は第三者の立場から、まず彼らに江沢民が大法弟子を迫害することに対する見方を聞きました。ほとんどの人は「江沢民は悪過ぎる、人間性が無さ過ぎる」、「法輪功の弟子は皆良い人で、優しい人だ」と考えているようでした。そこで、私は、法輪功は一体どういうものなのか、大法の師父はどのように教えられているかを話し、師父の「まず良い人になろうとするところから始め、ひたすら自分の心性を向上させ、ひたすら苦しみに耐え、ひたすら上へ向かって修煉し、ひたすら心性の向上を求める」[1]というお言葉を伝えました。
その後、法輪功の資料ができました。資料の少ない時は、縁のある人に直接配り、資料が多い時、省、市、郷、鎮に資料を配りに出かけました。一部の人に真相を伝え、その人の受け入れ能力に応じて、さらに資料を渡しました。『九評』が発表されてから、私はさらに真相を伝え、三退を勧めました。話す相手は、市の指導者から、局長、さらに普通の市民までいて、これまでどれだけの人に真相を伝えたかはっきり覚えていません。
あるとき610弁公室の副主任に真相を伝えました。その後、彼は息子に会った時、私の近況を聞き、「正直言って、本当に法輪功の人達を連行するのは忍びない。彼らは皆良い人なのに。もうこのような人に顔向けできないことをしたくない」と言いました。その後、彼は本当に610弁公室から離れ、元の職場に戻ったそうです。
私にはほかに真相を伝える相手があります。それは親戚や友人、村人や近隣の村人達です。私に出会った80~90%の人は真相を聞いてから三退しました。私は会う人に必ず真相を伝えました。その中の11人は宝の書籍である『轉法輪』を取り寄せ、家で法を学びました。また、三退をした人は、さらに、知り合いを連れて真相を聞きに来ました。師父が縁のある人を導いて下さったのです。すべては師父が行われており、私はただ口を動かしているだけでした。
もう一つエピソードがあります。夫は人を治療しているため、よく患者さんからお礼を贈られます。私はいつも夫にそれを断るように説得しました。師父は「失わないものは得られず、得ようとすれば失わなければならぬ 」[2]と説かれました。私はできるだけ業力を作らないようにしたいので、その影響を受け、夫もお礼を断るようにしました。その後、患者さんもそれに慣れてきて、もうお礼を持って来なくなりました。この悪い風習は我が家で正されました。
二、真相を知って、福報を得た
長年法輪功の真相を伝える中で、多くの奇跡が起こりました。以下では幾つかの実話をお話します。
ある60代の親戚は重い肺気胸を患っており、手足が紫色になっていました。検査では、心臓と肺が癒着していると分かり、病院では「治癒は不可能だ」と診断されました。本人も「望みが持てない」とがっかりしていました。私は彼に法輪功の真相を話し、彼にお守りを渡し、同時に三退をさせました。そして、「いつも『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、病気はよくなるのよ」と教えました。その後、彼は毎日心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるようにして、10日後に退院して家に戻りました。その後、知らず知らずのうちに体が健康になり、今はどんな仕事もできるようになりました。
彼と彼の家族は私に会う度に、「これだけ素晴らしいものを教えて下さって、ありがとうございます」とお礼を言いました。私は「あなたは大法の師父とご縁があります。すべては師父がやっておられます。感謝するなら、師父に感謝して下さい」と伝えました。
もう1人年配の女性がいます。彼女に真相を伝え、三退させ、お守りをプレゼントしました。ある日、彼女は近所の車に便乗して、帰りの山道を走行中、車は突然崖から落ちました。運転手は足を骨折して、1カ月入院しましたが、彼女はまったく無傷でした。彼女は「大法の師父が私の命を助けて下さいました。師父のご恩に感謝します」といいました。
また一度、5人の患者さんが我が家にやって来ました。約束した時間より早かったため、夫はまだ戻っていませんでした。私はその時間を利用して、彼女たちに法輪功の真相を伝え、三退をさせました。しばらく待ってから、彼女たちは「診察をしていただかなくても結構です。症状はもうなくなりなりました」と言って、夫を待たずに帰ってしまいました。私は大変驚きました! 大法は本当に無辺の力があるのです!
また、同じく5人が家に来て、樹を買おうとしました。私は彼らに法輪功の真相を伝え、それぞれの人に真相カレンダーをプレゼントし、三退をさせました。その中の1人は自分が病気のため今度手術を受けると言いましたので、私は「毎日、誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、手術を受けなくても良くなりますよ」と教えました。2年後、彼は再び家に来た時、「本当に手術を受けずに病気が治りました。大法の師父は私の命を助けて下さいました」と言いました。
三、二度の危機から逃れた
この広い世の中には、良い人と悪い人、賛成する人と反対する人、正と邪は必ず同時に存在しており、それは旧宇宙の相生相克の理の世間での現れです。私は真相を伝える中で、悪人に通報されたことが何度もありました。一度街で真相を伝えた時、人に通報され、警官にパトカーで、公安局まで連行されました。当時、私は強い正念を持っていて、まったく怖いと感じず、師父に「弟子をお助け下さい」と叫びました。公安局に行く途中で、私はずっと正念を発し、決して邪悪に協力せず、何か質問されたら、真相を伝えるようにしました。最後に、警察官は私に署名を強要しましたが、私は「法輪大法は素晴らしいのです。法輪功を習ってから、私の体は健康になっただけでなく、家庭も睦まじくなり、隣近所との関係も良くなり、生活が楽しくなりました。法輪功は百益あって一つの害もありません」と書きました。数時間後、警官は息子に私を迎えに来るように電話をしました。
真相のDVDを配った時、法輪功の真相を知らない人に通報され、私は同じように「師父、お助け下さい」と叫びました。その結果、恐ろしいほどの勢いで来た警官達は、なぜか私が見えなかったようにがっかりして帰ってしまいました。
危機に遭遇した時、いずれも師父のご加護の下で、見事に危機から逃れることができ、本当に「 一正が百邪を圧する」[1]でした。師父のご加護に感謝します。弟子を虎口から救い出して下さった師父のご恩に対して、感謝する以外に言葉はありません。
四、夫が改心する
私の家庭は人から見れば、とても幸せで円満そうに見えますが、実は、夫は性格が怒りっぽくて、その上、人々を腐敗堕落させる環境の中で、彼も世に流され、道徳が著しく低下しました。夫は外に愛人を作り、家では、いつも 心ここにあらずで、私のことを気にいらず、ちょっとしたことでかんしゃくを起こし、ものを投げたり、暴力を振るったりしました。修煉した最初の数年間、私はほとんど彼の暴力と暴言に耐えて来たのです。修煉前も、私は我慢しました。しかし、それは仕方のない我慢でした。なぜなら、私は彼の暴力や暴言に対抗する力がないからです。私はただただ泣きながら我慢しました。
大法を修煉してから、私は人生の真の意味が分かり、「真・善・忍」の基準で自らの言動を律して、内に向けて探し、自分の心と会話して、「なぜ、このようなことに遭ったのか、それは自分に傲慢な心があり、自分は彼より優れていると思い、彼に無条件に優しくしてほしいと思っているからだ」と思いました。さらに、妻として、どのように彼に優しい気持ちで接したらいいのかを考えていないことも分かりました。
一方、師父は「みな因縁関係があり、因果応報があるもので、債務があれば返さなければならないからです」[1]と説かれました。私は前世にきっと彼に債務があって、それを返済しなければならないのだと理解しました。それから「修煉者が経験する試練は、常人にはとても耐えられないものです」[3]の道理も分かりました。私が出遇ったすべての事は修煉と関係があり、すべて高まる要素があることが分かりました。そこで、私はすべての人心を放下し、生活の中で彼に優しくし、家事をできるだけ多く分担し、彼が私に暴言を吐く時、聞かないふりをして、「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」[2]をやり遂げ、彼がものを投げ出すと、私は黙って片付けました。彼は私の向上を手伝っていることが分かっているからです。私は本当に心が動じない「修煉者の忍」をやり遂げました。
私の一言一行、一挙一動を、彼は見ており、心の中で覚えていました。彼は「あなたは本当に『真・善・忍』をよく守ったね」と言いました。私は夫に、「比べてみて下さい。あなたの愛人の中に、妻の私よりもっと優しくて、もっと辛抱強い人はいますか」と言いました。彼はいないと認めました。
師父に感化され、善に感化され、夫は変わりました。彼は人に優しくなり、思いやりの気持ちを持つようになりました。今、彼は家の事を手伝ってくれ、畑作りもしてくれています。彼の怒鳴り声は聞こえなくなり、愛人達も自然に去って行きました。彼はまだ修煉の道を歩んでいませんが、しかし、彼は確実に向上し、私の修煉も支持するようになり、経済面において、私を応援するようになりました。
修煉の中で、師父の法理は絶えず私に道筋を示してくださり、私も次第に人の観念を放下し、境地が絶えず昇華しました。修煉者として、あまりに多くの事を経験してきました。すべての修煉者に、師父がどれだけ心血が注がれたか、私達は想像もできません。師父の弟子として、私はこの上ない光栄と幸福を感じています。これから、ただただしっかり修煉し、多くの人を救い、しっかり師父の法を正す進展について行こうと思いました。
次元の限りがありますので、適当でない所は慈悲なるご指摘をお願いします。
師父に感謝いたします! 同修の皆さんに感謝いたします!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の著作:『シドニー法会での説法』
[3] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「位置」