深センの法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2017年8月31日】深セン市の法輪功学習者・楊樹月さん、王淑玲さん、曾平和さん、楊紅さんは今年8月中旬ごろ、深セン福田裁判所に懲役4年~7年の判決を下された。その中の楊樹月さん(78)は懲役7年と罰金1万元を宣告された。

 王さんなど5人の学習者に対する裁判は2016年12月24日、福田裁判所で行われた。当日、警察が大勢で出動して裁判所の外で警戒し、大げさにして騒動となった。法廷内の小部屋で裁判が行なわれ、1人の学習者に対して1人の家族だけが傍聴でき、ほかの関係者は一切入廷を禁止された。裁判の間、2人の学習者は急に倒れて命の危険に晒され、30分間の応急手当てを受けた。裁判は約3時間続いた。学習者が倒れたことにより、半年間、拘禁された学習者たちがどれほど酷い迫害を受けただろうかと疑問視されている。

 上述の学習者たちは2016年4月14日、集まって『轉法輪』を読んでいた際、突然押し入ってきた10数人の警官らにより連行された。翌日、7人の学習者は家宅捜索を受け、法輪功の関連書籍、真相資料、DVD、2万元以上の真相貨幣を押収された。

  警官は7人を福田留置場に送ったが、中の5人は身体不具合で留置場に受け入れを拒否された。警察署福田支所は特令で5人を受け入れるようにと留置場強要した。

 曾平和さんは拘留中に深刻な不具合症状が現れたが、警察署に解放を断られ、やがて福田検察院に逮捕状を発布された。

 曾さんは元平安グループの財務責任者で、平安グループがグローバル企業に進展したことに大いに貢献し、深セン市経済発展の功臣だった。曾さんは1996年に法輪功を学び始め、1999年に連行されたことがあり、薬物注射などの拷問を受けた。

 王淑玲さん(50代)は元中国銀行の女性職員で、法輪功の修煉のお陰で性格が優しくなった。しかし1999年に法輪功への迫害が始まった後、王さんは仕事を失った。それ以来、王さんは何度も不当に連行されて拘禁され、労働教養洗脳班に拘禁されるなどの迫害を受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/23/352872.html)
 
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