四川省南充市の法輪功学習者の夫婦に 有罪判決が下る
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 【明慧日本2017年9月7日】四川省南充市の高坪区裁判所は、今年7月25日、法輪功学習者の夫婦・杜秀雲さん、劉兆良さんに対して、懲役3年6カ月と懲役1年6カ月執行猶予2年(劉さんはすでに帰宅した)の不当な判決を下した。

 劉さん夫妻は1996年に法輪功を学び始め、真・善・忍の基準に従って自分を厳しく要求するようになった。劉さん夫妻は、内装事業を経営しており、数十世帯が居住しているビルのある部屋を借りていた時、十数年間善意で公共の便所と広場の掃除をしていた。また、周りの家の扉や窓などの不備があったら、劉さん夫妻はすべて無償で修繕した。中国の一人っ子政策の下で、2番目の子は生まれるとすぐ捨てられる例がある。劉さん夫婦はその捨てられた子供を拾って、自分の実の娘のように慈しみ育てたほどの善良な夫婦である

 劉さんと杜さんは法輪功の素晴らしさと迫害を受けた真実を人々に知らせるため、真相資料を作成した。それが原因で、昨年9月1日、南充市高坪区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らは、夫婦を自宅から不当に連行し、家財を押収した。

 高坪区国保大隊は、昨年11月29日に公文書を高坪区検察院に手渡した。今年5月10日、公文書は高坪区裁判所に届いた。そして、7月18日午後3時40分~5時30分、高坪区裁判所は劉さんと杜さんに対して裁判を行った。

 劉さんと杜さんは自ら弁護を行い、法輪功の無実を説明し無罪を主張した。2人の弁護士・郭海躍氏は、法律の角度から根拠に基づいた弁護をし、依頼者の夫婦は無罪であり、すぐに解放するよう求めた。

 事実の前で、裁判所は最後に休廷を宣告した。7月25日、裁判所は杜さんに懲役3年6カ月、劉さんに懲役1年6カ月執行猶予2年の不当な判決を下した。

 当日、法廷で傍聴した劉さんと杜さんの20人近くの身内の者は、善良で誠実な夫婦が自分の信仰を堅持したがために、裁判に直面したことに対し、とても心を痛めているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/28/351755.html)
 
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