社長からアルバイトになって修める
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年9月9日】私は1998年8月から法輪大法の修煉を始めました。江沢民邪悪集団が法輪功を迫害した後、私は懲役9年の不当な判決を受けて、2014年2月になってやっと家に帰ることができました。

 修煉する前、私は家でお嬢様扱いをされ、父は副鎮長でした。家では洋服や靴下を自分で洗濯する必要もなく、日常生活も遊びもやりたい放題で、1カ月に3~4千元も小遣いを使い、親戚や友達に羨ましがられました。結婚後しばらくして、私は江沢民集団の用心棒に刑務所に拘禁されました。刑務所に入っている間に、夫は私と離婚し、私はすべてを失いました。最も私を可愛がってくれていた父も他界してしまいました。刑務所から出た後、私の生活は一気に谷底まで落ち、すべてゼロから始まりました。

 社長からアルバイトになり、名・利・虚栄心を修める

 私は22歳の時に夫と一緒に本屋を経営し、商売はうまくいっていましたので、人に雇われる仕事をしたことがありませんでした。生活のため、また商売ができるため、親戚や友達が資金を提供すると言われましたが断りました。商売をやると縛られ、無駄な時間や精力がかかると思いました。私はすでに数年間の時間を無駄にしましたので、師父に指示されている三つのことがしっかり出来れば、生活が維持できる程度で結構だと思いました。仕事中に頭の中に浮かんでいたことは、「自分はずっと経営者であり、なぜ人に雇われ、人の言うことを聞き、人の顔色を見ないといけないのか?」という考えしかありませんでした。しかし、「これは名利を求めているのではないか? これはメンツを求め、虚栄心ではないか?」と思い、自分がここまで強い執着心を持っているとは意識できませんでした。

 私の最初のアルバイト先はスーパーでした。班長はとても気が強い人で、あれこれと私に指示し、偉そうで傲慢な人でした。新人でわからないことが多かったので、スーパーでたくさんのお客様と従業員がいる前で、大きい声で私を叱りました。私は、「これは師父が私に立場を変えて心性を鍛え、磨くようにと試練を与えられている」と思いました。

  兄が次の仕事を見つけてくれました。別のスーパーで果物売場の仕事でした。私は果物を運ぶのは疲れると嫌がり、行きたくありませんでしたが、兄は無理矢理行かせました。私はスーパーで2カ月働き、つらい仕事はすべて私のところにまわされましたが、これは私の不平の心を取り除くためだと思いました。私は一生懸命働いたのに、またあれこれけちをつけさられ、これはダメ、あれはダメだと言われ、アルバイトの大変さを味わいました。もし法輪大法を学んでいなければ、一日も我慢できませんでした。

 再びアルバイト先を変えました。給料は少なかったのですが、楽だったので、学法する時間がたくさんありました。私は毎日時間を作って法輪功の真相を伝えました。衆生を救う時間が少なかったので、もっと大法を実証できる時間がほしいと思いました。

 師父に私の願望を分かっていただき、私はまた新しい仕事を見つけました――内装材料の売場でした。社長、社員は全部で12~13人くらいいて、私にまた最も大変な仕事を任せました。私は真面目で一生懸命やりましたが、ミスが時々ありましたので、他の社員達の冷たい目に遭いました。社長も会議中に指名せず私を批判しました。他の社員同士がお互いにやさしかったのに、私だけに冷たく対応し、遠慮せず私を批判しました。

 ここまで書いて、涙が止まりませんでした。師父の慈悲なる救度に感謝しています! 師父は私にこのような環境で名利を放下させ、自分のたくさんの執着心を修めさせ、道徳レベルと思想境界を上昇させてくださいました。

 賛美の中で大法を証実した

 私がもっと多くの大法を実証できる時間を欲しがったので、師父が按排してくださいました。私は内装材料の販売から1年後、社長と他の社員はマーケットの仕事を任せられ私は喜んで受けました。社長に電動自転車や携帯のSIMカードを買ってもらい、給料も上げてもらいました。毎月3千元を超え、最初の1千元と比べて、私はとても満足しました。私は仕事に責任感をもち、当社の製品を詳しくお客様に紹介し、たくさんのお客様に商品を買ってもらいました。営業中に、お客様からよく聞いたのは、「あなたは仕事熱心ですね!」という言葉でした。私は大法を修煉しながら仕事をしていたので、これは自然の状態だと思いました。

 市の施工中の住宅エリアに営業をかける人員が少なかったので、多くの社長さんに報酬を出すので、自社製品を私に営業してもらいたいと頼まれましたが、私はすべて断わりました。私は社長を裏切ることをしてはいけないと言いました。たくさんの社長さんは私の仕事の熱心さを見て、もっと高い給料を払うから、来てほしいと言われましたが、私は法輪功を修煉しているので、そういうことをしてはいけないと言いました。同業界の社長さんはお金で私が持っている顧客情報を買いたかったのですが、私は、「同業界でなければ、お金をもらわなくても差し上げますが、同業界なので、いくらもらってもあげられません」、「社長のために働いているので、裏切ることをしてはいけません」と言いました。彼らは私の社長に対する忠誠心に敬意を持ってくれました。私はこれをきっかけに彼らに法輪功の真相を伝え、三退を勧めて、彼らは三退しました。

 社長はクリスチャンでした。私は何回も社長に法輪功の真相を伝えましたが、社長は三退しませんでした。ある日、私は社長に、「私が営業したお客様から注文をいただきましたが、他の社員に取られました」と言いました。ボーナスにかかわっていたので、社長は対応しづらかったのです。私は、「彼女とけんかするつもりはなく、社長にお知らせしたかっただけです」と言いました。社長は喜んで、「さすがは大法弟子だ! 法輪大法は本当に素晴らしい!」と思わず口にしました。私は再び三退を勧めると、今度は三退すると言ってくれました。

 2016年の春、私は梅さん(仮名)に、天は中共を滅ぼすので脱党すれば平安を保つことができると説明し、三退を勧めました。最初彼女に反対されましたが、私は諦めず真相を述べ続けたので、彼女はやっと三退しました。三退後、彼女が販売していた商品のオーダーが次々と届いたので、彼女は嬉しくて、「注文が止まりませんよ!」と言いました。私は彼女に、「これはあなたが共産党を三退したので、大法にもたらしていただいた福報ですよ」と言いました。

 2017年3月、当店は他のブランドの9店舗と共同で大型の販促活動のイベントを行いました。イベントの前にチケットをお客様に販売しましたが、販売目標があるので、たくさんの店舗は偽情報を記入して提出しました。私は住宅エリアに営業をかけ、確実にチケットを販売しました。多くの社長さんや職員は私を見て、私が素晴らしいと褒めてくれ、また社長達の会議でも私を褒めてくれました。40~50人の朝会で賞品までもらいました。一人の社長さんにはWeChatのグループで、私は正のエネルギーを広げていると褒めてくれました。当社の社長も私を見て喜んで親指を立ててくれました。

 時々私の歓喜心が浮かび上がりそうでしたが、私は自分に、「師父は私を賛美の中で自分を修めさせておられる、喜んでいいてはいけない」と警告しました。イベントが終わってから、当店のある職員は、「他の店舗のオーダーは少なくなかったのに、当店のオーダーが少なかった」と言いました。社長も会議で、「今回のイベントは予想通りいかなかった」と言いました。

 私は全力で頑張って、たくさんの賛美も受けたのに、予想通りにいかなかったという結果になりました。これは師父がいろんな環境のなかで私の執着心を取り除き、私の心性を鍛えてくださったのです。師父に感謝しています!

 イベントの時に、各店舗の受付に配るプレゼントがあり、イベントが終わったらたくさん残ったので、社員達は持って帰りました。一人の社員は私に、「頸椎用枕がたくさん残っているので、みんなが持って帰ったので、一個もらったら」と言いました。私はもらってはいけないと分かっていたのに、一つ持って帰りました。翌日、私は枕のお金を社長に渡しました。社長はどうしても受け取ってくれず、「みんなもらって帰ったので、一つ差し上げます」と言いました。私は、「会社の商品を持って帰ってはいけません」と言いました。他の社員達は私がお金を払ったと分かり、みんなは「やっぱり法輪大法は素晴らしいですね!」と言いました。

 私は今の仕事のなかで、もっと法輪功の真相を伝える時間ができて、仕事中に大法を実証し、自分を修めました。現在、私の親戚や友人、職場の同僚は、みんな「法輪大法は素晴らしい」と認めてくれています。

 ここまで書いて、私は師父が弟子のために按排してくださった正しい道を一歩一歩確実に歩んできて、大法の中で修煉することは、どれほど幸せか体験できました! 師父がいてくださって、どれほど幸せか体験できました! 師父は私達に、「この万古の機縁を大切にするよう」[1]にと教示されました。弟子は必ず大切にします! 弟子は師父の慈悲なる救度に感謝しています!

 注: 
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨(三)』「人心を取り除く」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/23/351537.html)
 
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