ドアの隙間の真相資料が我が家に恩恵をもたらす
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 【明慧日本2017年11月10日】私は曲周県人で、1996年に結婚し、2年後の2月に長女が生まれ、私たち2人の世界から3人家族になり、幸せな生活を過ごしていました。

 しかし、この素晴らしい状況は長くは続かず、2002年に次女が生まれて間もなく、妻は気管支炎にかかり、2003年には息子が生まれました。もともと病気がちだった妻が続けて2人の子供を出産して、体が衰弱し何度も医者に見せて薬をもらい、たくさんのお金を使いましたが好転しませんでした。医者は、妻の体が衰弱しているので、薬が多いと体がくじけてしまい薬が少ないと効き目がない、と言いました。さらに、妻の体には造血機能がないので家でゆっくり養生し栄養剤を飲ませるしかない、と言い、医者は妻の治療をしなくなりました。妻の病状はだんだんと重くなり、その後、寝たきりになってしまい、毎日食事をさせなければならず、幸せだった家庭は見る間に壊れていきました。

 2003年12月のある日の朝、起きてから表門を開けると、扉のすきまに紙包みが挟まっているのに気付き、開けてみてみると法輪功真相資料でした。手に取って家の中に入り妻に見せると、妻は「あら、なんでしょう、なんて素晴らしい文章なんでしょう。『心の中で常に真・善・忍を記憶していれば、幸福はいつまでも心の優しい人の下にある』と書いてあるわ」と言いました。さらに妻は「河北省のあるがん患者が法輪功を修煉してよくなったって書いてあるけど、法輪功ってこんなにすごいの?」と言いました。その時、私が妻に法輪功の資料を見せたのは、妻自身の病状について、あれこれとつまらぬことをむやみに考えてほしくなかったからです。「やってみたら、君の病気もよくなるかもしれないよ」と口走りました。

 資料を見た後、妻は気分がよくなったので、その後、親せきや友人を通じて法輪功の書籍を取り寄せて読みました。妻が書籍を読んで4日後、我が家に奇跡が現れ、妻が自分で起き上がったのです! さらに、1人で外に出て街まで歩いて行けたのですが、本当に不思議なことでした! このようにして、妻は大法修煉の道を歩み始めました。しかしその時、私は心の中でこの出来事を理解することができず、この奇跡が法輪功にあるのではない、と思っていました。当時私は、神様の按排で我が家に幸福がもたらされ、妻の病気がよくなったのかもしれないと思い、私の心情もよくなりました。そして、私たちは商売について相談し、その後、家を利用して数軒の店頭を開きました。

 あっと言う間に数年が過ぎ、商売もうまくいき、子供も大きくなって中学に上がり、妻はずっと法輪功書籍を読んで煉功し続けていました。しかし、私はずっと気にかけず、法輪功を深く理解しようとは思いませんでした。なぜなら中国共産党が法輪功を迫害していたからであり、事実の真相を明らかにするために、妻はいつも「法輪功は佛家である」ことを他の人に伝えに出かけていき、真・善・忍の理念に従って良い人になるよう人々に呼びかけ、病気治療と健康保持に不思議な効果があることを伝えました。さらに、大法の中で自身が恩恵を受けた真実の出来事を伝えていました。共産党の赤いテロの下、私は恐れ、他の大法弟子のように妻が捕まり、殴られるのではないかと恐れたために、妻を外出させなかったのですが、妻は私にわからないように出かけていました。ある時は夜中に異性の大法弟子と法輪功の真相資料を配りに行ったので、私は非常に心配し苦しみました。

 妻が夜に真相を伝え人を救いに行っている間、私は家で退屈で、やることもなく携帯電話で遊んでいました。そしてそれは昨年(2016年)の4月のことで、携帯電話でおしゃべりしている内に隣村の女の子と知り合い、だんだんと話し込むようになり、ずっと話をするようになりました。その後、浮気をする事態になり、少ししてから妻に見つかりました。

 妻に知られた後のすべては私にとって予想外のことでした。妻は怒りましたが、私とケンカすることはなく、ただ黙々と学法し煉功していました。さらに予想外だったことは、妻はいつもと同じようにしなければならない仕事をし、やるべき事を淡々と行っていました。そして同時に、法輪功の真相を私に伝え、どのように良い人になるのかについても伝えました。法輪功は妻の心を広げ、心優しく度量を持たせたので、妻の行為は私の法輪功に対する認識を徹底的に変えました。妻は以前、異性の大法弟子と夜に資料を配り真相を伝えに出かけており、いつも私が、それは良いことではなく夜中に1人きりの男女同士が何か良いことができるのか、と言うと、妻は「人を救っているだけです」と言いました。今回の出来事を通じて、法輪功が人の心を浄化し、人の道徳を向上させ、それは浄土であるということを今、私は知りました。

 胸中を吐露すれば、妻と離婚したくはなく、ただ寂しかったのでおしゃべりして楽しみたかっただけだったのが、思いもかけずこのようなことになってしまい、当時衝動的に悪い事をしてしまったことをとても後悔しました。しかし、どうすればよいのか分かりませんでした。

 妻と一緒に法輪功を学んでいる大法弟子が私を励まして「誤ったことをしてしまったら、改めればそれでいいのであり、大法弟子は恨みを抱いたりしませんので、許してくれるはずです」と話してくれました。そこで、自分が妻に申し訳ないことをしてしまったことを後悔し妻に謝ると、妻は涙をたたえながら私の浮気を許してくれました。同時に、妻が出かけた時にどのように人を救っているのかを私に伝え、私も自ら体験し、大法弟子の心からの善良さと法輪大法の素晴らしさを目の当たりにしました。そして、「法輪大法は確かに素晴らしい功法であり、佛家の高尚な大法である」と心の底から感嘆しました。

 その時から私は大法を修煉し始め、師父に安心してもらえるように努力して行っています。また、以前私が言った、大法と師父に申し訳ないすべての言行の罪滅ぼしをし、合格した大法弟子を勝ち取ります。師父、ありがとうございます!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/3/352006.html)
 
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