よい事も悪い事もすべて良いこと
■ 印刷版
 

文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年11月26日】今年の4月の初めに、昔の同級生が会いたいと誘ってくれ、そして、夜にじっくり話したいからと言い、ホテルの予約まで取ってくれました。私もぜひとも、もう一度彼女に大法の真相を話そうと思いました。実は7、8年前、彼女に大法の真相を話しましたが、しかし、当時、私はちょうど業力を消去していた時期で、体の状態も良くなく、彼女は真相を受け入れてくれるどころか、かえって調子の悪そうな私に、サプリメントやエステを勧めてくれ、本当に困ってしまいました。

 あっという間に数年が経ちました。この度私たちが再会することになり、今度こそ、大法の真相をしっかり伝えようと準備しました。しかし、久しぶりに会うと、彼女はまず約束事を決め、厳しい口調で「法輪功の事を言ってはいけないよ。昔話や世間話だけにしておこうね」と言いました。「衆生はこの大法のために、大変な危険を冒してまでこの世に下りてきている。これは彼女の本意ではなく、別の空間の邪悪の要素が彼女を操っている。私は決して諦めない、必ず彼女を救わなければならない」と思いました。そこで、私は黙々と「彼女が真相を知ることを妨害するすべての邪悪を一掃するように」発正念をしました。

 突然、口の中がしょっぱく感じました。吐き出して見ると血でした。このように歯茎が出血することは、これまでに何度もありました。しかし、いずれも家の中で起きたことで、それについて、夫も娘も皆理解してくれていました。しかし今、友人の前でこのような状況になるとやはり少し心配で、どうすれば良いか分からなくなりました。彼女に見破られるのを恐れて、私は血を吐き出さず、飲み込んでしまいました。しかし、出血がますますひどくなり、とても飲み込めず、吐き出すしかありませんでした。

 それを見た彼女は大変驚いて、「どうしたの?」と聞きました。私は彼女に「修煉者にとって、すべてのことは良いことです。なぜなら、私達が修めているのは性命双修の功法で、絶えず体を浄化しなければなりません。良くないもの、悪い血も全部体から出さなければなりません。これまでにも何度もあり、家族は皆知っています。血を吐いてもまったく問題はなく、顔色も悪くないし、体もますます健康になるのですよ」と説明しました。

 彼女は次第に理解してくれました。少し落ち着きを取り戻した彼女は、「では、あなたはゆっくりとやってくださいね。私は血を見たら目眩がするので、怖いから見ていられないわ。先に寝るよ」と言って、安心して就寝しました。この後、私はずっと血を吐き続け、夜の9時から12時頃まで吐きました。発正念をする直前になると、出血はバタッと止まりました。

 3時過ぎ、私は起きて煉功しようと思い、抱輪をした時、突然気分が悪くなり動悸がしました。「昨夜、血を吐き過ぎたのかしら」と良くない考えが一瞬、頭に浮かびました。私はすぐに「そうではない! 絶対そうではない! これは仮相だ。旧勢力の妨害だ」と正念を発しました。その時、ある邪悪の力が私に重くのしかかり、もう少しで倒れそうになりました。邪悪はこのホテルで友人の前で、私に恥をかかせようとして、大法に泥を塗らせようとし、衆生を陥れようとしていました。私は決して倒れてはいけないと思いました。

 私はトイレに走り嘔吐したり、下痢したりして、冷や汗が出てびしょびしょになり、とても苦しくなりました。「旧勢力の邪悪の按排を徹底的に否定する。私の肉体を迫害する邪悪の生命を全部解体する」、「法は乾坤を正す、邪悪は全滅する」[1]と私は直ちに発正念をしました。そして、師父に「弟子を助けてください」と絶え間なくお願いしました。すると次第に、すべての症状が正常に戻り、悪い症状は全部消えてなくなりました。

 翌日、同級生は私に「あなたはとても若くて、元気いっぱいで、髪の毛も黒くてツヤツヤで、まったく変わっていない。やはりこの功法は素晴らしいわ。これからもしっかり煉ってくださいね!」と言ってくれました。私は再び大法の真相を話すと、彼女も喜んで受け入れ、少年先鋒隊から脱退しました。

 本当に危機一髪でした。しかし、良いことでも悪いことでもすべて良いことでした。まさに、師父が説かれた「本当の劫難に直面した時、あるいは関門を乗り越える時に、試してみてください。耐え難いものを耐えてみてください。乗り越えられそうもないと見えても、行ない難いと言われても、本当にできるかどうか試しにやってみてください。もし本当にやり遂げられれば、きっと『柳暗花明又一村』というように、眼前に新たな世界が開けることに気づくに違いありません!」[2]と言われたように、その通りになりました。

 再び慈悲なる師からのご加持に感謝します。これからも必ずしっかり法を学び、さらに勇猛精進し、もっと多くの衆生を救い済度するようにいたします。

 注:
 [1]李洪志師父の著作: 『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」
 [2]李洪志師父の著作: 『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/22/355767.html)
 
関連文章