吉林通化区の張桂香さん拘禁されるも通知なし
【明慧日本2017年11月29日】吉林省通化区柳河(りゅうか)県の法輪功学習者・張桂香さん(64)は11月7日、法輪功の無実を伝えた際に、私服警官により身柄を拘束された。
昨年7月15日夜8時ごろ、建設支局と派出所の警官ら4人は張さんの自宅を訪ね、「水漏れの確認」という理由で張さんにドアを開けさせ、張さんを建設支局まで連行した上で、さらに法輪功創始者の写真、関連書籍などの私物を押収した。
翌日、県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は、張さんを市第三人民病院(鉄道病院)に連れて行き、身体検査をさせた。検査の結果が不合格だったため、留置場に受け入れを拒否された。国保大隊は家族から3千元をゆすり取ったあと、張さんを解放した。
今年3月24日午前9時半、県裁判所は張さんに対して開廷した。午後1時ごろ休廷し、後日再開すると宣告した。
6月20日、張さんは懲役2年6カ月、罰金2千元の不当な判決を宣告された。張さんは判決を不服とし、上訴した。その後、身体検査の結果が不合格だったため、再び留置場に受け入れを拒否され、家に戻された。9月27日、市中級裁判所は張さんの上訴を却下し、原審維持と宣告した。
張さんは一時出所できたが、その後、警官によく嫌がらせをされた。
11月7日、張さんは市留置場まで連行され、身体検査の結果が不合格にもかかわらず、拘禁手続きをされた。そのため、張さんは急に意識不明になり、市第三病院に搬送された。その後、秘密裏に長春刑務所に送られた。今になっても家族には何の知らせもないという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)