法輪功の真相を理解した人 「必ず最後まで堅持してください」
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 【明慧日本2018年1月9日】私は法輪功真相を伝える中で、真相をよく理解した人と出会う。以下にこの数日に出会ったいくつかをまとめた。

 「必ず最後まで堅持してください」

 ある交差点に60歳代の幹部らしき人が立っていた。私はその人に声をかけて「お兄さん、三退して平安が訪れるということを聞いたことがありますか?」と聞くと、彼は「聞いたことがあります」と答えたので、大法の真相を伝え続けると、彼は真剣に聞き、大法の資料を渡すと喜んで受け取った。

 そして、「大法は素晴らしい。共産党は如何に腐敗しているか、どのように法輪功を迫害して誹謗中傷しているか。共産党は以前からそうだった」と話した。

 彼は大法の真相をよく知っており、多くのことを語ったあと、最後に私にこう言った。「あなたは必ず最後まで堅持して、しっかり修煉してください」

 慈悲なる師父が真相を理解した生命の口を通して、私に修煉において勇猛邁進するようにと励まして下さったのです。私は心の中で、「師父、ご安心ください、弟子は必ず良く行ないます」と呟いた。

 外地の出稼者の期待

 ある日、私は道端で真相を伝えていた。出稼者の1人は2袋の重い荷物を背負い、重そうに私の前を通り過ぎた。私は急いでその人のあとを追いかけて法輪功の真相を伝え始めた。予想もしなったことに、彼は早速荷物を降ろして、焦った様子で話し始めた。「私は法輪大法について知りたい、本を読みたい、私も法輪大法を煉功したい、私に教えてください!」

 彼は以前に大法の資料を見たことがあり、修煉しようという念が生まれたという。彼の期待と切羽詰まった眼差しを見て、迷わずに彼の要求に応じた。彼は電話番号を私に教え、遥か遠い陝西省から出稼ぎに来ており、寒くなったから一行4人は地元に戻る時期になり、帰る前に大法の本を入手して煉功を習いたかったという。彼らは遠い村に住んでおり、私に再三その村に行って彼らに煉功を教えてほしいと懇願した。

 昼間は彼らが仕事をしており、仕事を終えた夜しか彼らに動作を教えることができない。私は同修とこの機会に縁のある人を見逃してはならないという認識で一致した。彼らが遥か遠くから来たのは、真相を知るためである。私たちは必ず彼らのところに行って、大法の福音を彼らに届け、彼らを救わなければならない。

 数日後の夜、夕方6時の発正念をしたあと。暴風と厳しい寒さの中、彼らの住む村に向かった。私はその村の具体的な場所を知らず、彼が渡してくれた電話番号をなくしてしまい、彼が「出稼ぎの周さん」としか覚えていなかった。

 道には照明がなく暗くて何も見えなかったが、私たちの心には、師父が身近におられ、私たちはきっと周さんを見つけることができるという一念だった!

 ある村に到着すると、一つの部屋に明かりがついていて、私たちはドアをノックした。50歳ぐらいの男性が出てきて、私たちが人を尋ねていることを知らなかったが、とても親切だった。私たちが人を探しているのを知った彼は、積極的にわたしたちを案内しようとした。私たちは機会を伺って彼に「法輪大法は素晴らしい、ということを覚えておいてください」というと、彼は「我が家にも法輪大法の修煉者がいます」と話した。私は「だから、あのように善良だったのですね」と話すと、彼はにっこり笑った。

 私たちは家と家の間を通り抜け、曲がりくねった道を長く歩き、やっと出稼者の住む家にたどり着いた。ここには数人の出稼者が住んでおり、私たちは先に彼らに真相を伝え、三退すれば平安が訪れることを伝えた。私たちは紙を置き、三退したい人は名前を書くよう勧めると、彼ら4人は迷うことなく実名を記入して共産党組織から脱退した。

 私は出稼者の周さんに1冊の宝の本『転法輪』と、煉功ビデオを渡した。彼は感動して、この宝の本を本当に届けてくれるとは思っていなかったという。彼は私たちに仕事から戻ると本を読むと告げ、再び煉功がしたいと言った。時間が遅かったため、私と同修は帰ることにした。私たちは別れを告げ、彼に地元に戻ってしっかりと学法して煉功するように伝えた。

 「共産党はかれらのもの、生命は自分のものである」

 先日、農村に真相を伝えに行った時、村の入り口に人だかりがあり、男性もいれば女性もいた。数人の女性が私を指差しながらブツブツと言っていたようで、彼女たちは私のことを知っており、以前私は彼女たちに真相を伝えたことがあった。

 私は微笑みながら彼らに近寄り、あいさつをして資料を配布した。皆が喜んで資料を受け取り、離れたところの老人を指差しながら、彼にも渡してください、彼は字が読めるからと話した。私はその方向を見ると、椅子に老人が座っていた。私は彼らが私にジョークを言っていると思った。なぜならばその老人はどう見ても90歳以上で、きっと耳が遠く目が見えにくくになっている(これは私の分別心である)から、真相は伝えられないと思った。

 私はその老人を無視して、60歳代の人に真相を伝えると、この人は真相を知り潔く三退した。そして椅子に座っていた90歳代の老人を指さした。彼は共産党員であり、彼にも真相を伝えて三退を勧めるようにという意味のようだった。その話を聞いて私は彼に、法輪功とはなにか、共産党とはどういうものか、なぜ法輪功を迫害しているのかと話すと、彼は耳がしっかり聞こえ、目もしっかりと見えていて、思惟が明晰で、口もしっかりしていて、私が真相を伝える時、真面目に聞いて、全部理解したのである。

 私は彼に尋ねた。「お爺ちゃん、党員と生命のどちらが要りますか?」というと、その老人は大きな声で、「共産党はかれらのものであり、生命は私自身のものです」と話して、共産党組織からの脱退に同意した。老人は「共産党の社会主義のどこがいいのか? 武力から政権が生まれるといっているが、私さえ殺すことができなかった。(老人は若い時、軍に入隊したことがあった)その言葉の意味していることは、共産党を恐れないということであった。

 私は『九評』を彼に渡すと、彼は受け取って数年前に読んだことがあるという。彼は続けて「数年前に読んだのだから、今はもう忘れてしまいました」と話し、私は「ならば家にある本を探して見てください」と言って、本を収めようとしたが、彼はその本をしっかりと握って放そうとせず、私は諦めてその本とお守りを彼に渡した。「これはあなたの安全を守るものであり、捨てないように」と話すと、彼はお守りを手にしっかりと握り、私を見てにっこり笑い、「これが捨てられますか?」と話した。

 彼の優しい笑顔を見て、私の心もほっこりと満たされ、私は真に目覚めた生命たちのお祝いをしたと思った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/2/359151.html)
 
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