赤峰の李彩芝さん 裁判で実刑を宣告され上訴
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 【明慧日本2018年2月10日】内モンゴル自治区・赤峰市寧城県の法輪功学習者・李彩芝さんは不当に懲役3年の実刑判決を宣告され、李さんは不服を申し立てすでに上訴した。現在、公文書はすでに赤峰中級法院に届いている。

 昨年7月23日、内モンゴル寧城県五化郷の法輪功学習者・李さんは、市場へ行く時に、人に法輪功の真相を伝えた際に、五化郷派出所の警官に不当に連行された。李さんの自宅はその後、不当に家宅捜索され、個人の合法的な私有物までも押収された。

 巨大な精神的ストレスによって、当日、いつも健康状態が良好であった李さんは、血圧が220 mmHgに上昇した。このような身体状況では、留置場の健康診断で入所許可されるわけがないので、寧城の警官は強制的に李さんに血圧を下げる薬を飲ませた。そして、李さんを留置場に送って迫害した。

 その後、寧城検察庁は李さんに対して、逮捕状を出して許可した。

 赤峰市寧城県裁判所は11月2日に、李さん対して不当に開廷した。

 何日か前に、寧城県裁判所は弁護士に知らせ、すでに李さんに対して、懲役3年の実刑判決を宣告した。

 学習者たちに無罪の弁護をした6人の弁護士は、「憲法は最上で、信仰は自由であるべきものである」という弁護申し立て書に共同で署名した。人類が尊びあがめる普遍的な原則、国際法、憲法、立法、法律などの各方面から、公民は憲法で与えられた権利を行使すること、信仰すること、自分の信仰を広めること、自分に遭った迫害を披露すること、事実を述べることなどこれらすべては無罪であると詳しく説明した。法廷では思想は犯罪ではなく、刑法に則って違反した行為のみを罰するという普遍的な原則があると述べた。

 習近平は2014年1月7日に、中央政治法律工作会議でこのような発言をした。「実は、錯誤した執行者らは、自分のやることをきちんと記録している。一旦、彼らは何かがあったら、すべてのことは必ず全部明らかにされ、今日は無事かもしれないが、いつか、必ず清算される。このようなことをしないでいただきたい、自分のやることは神にすべて見られている。必ず畏敬の心を持ってください」

 当局は法輪功に対する態度が江沢民とは異なっていることを明らかにした。警官・検察官・裁判所の人員はまだ善し悪しをはっきり区別できないのか! あなた達に違法なことをさせる江沢民は間違っている。あなた達を害している。あなた達を憲法に従わせるのはあなた達自身のためである。どのような未来の道を選ぶのか、熟考の上で実行してください。

(注:法輪功修練者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/29/360197.html)
 
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