【明慧日本2018年2月15日】瀋陽市沈河区の38歳の法輪功学習者・高波さんは2016年11月14日、自宅から連行され、瀋陽市留置場に不当に拘禁され、すでに1年余りになる。
体が弱く病気がちだった高さんは、法輪功を修煉した後、健康になり、人に優しくなり、親孝行をするようになり、そして、いつでもどこでも「真・善・忍」に基づいて自らを律するようになった。高さんはいい妻で、いい母親で、またいい嫁でもあった。息子が小さい頃、夫が地方で仕事をしていたため、彼女は子育てをしながら、夫の両親の面倒も見ていた。その後、夫が地元に戻って来たが、姑が重病を患い寝たきりになり、彼女は8年間、全力を尽くして姑の看護をした。
2015年5月1日、中国最高裁判所が「案件があれば必ず立件し、訴状があれば必ず審理する」との政策を発表した後、高さんは最高検察庁に江沢民に対して刑事告訴をした。2016年11月14日午前7時頃、瀋陽市「610弁公室」、政治法律委員会は、沈河区公安支局大南派出所の警官らを指揮して、高さんの自宅に侵入させ、高さんを瀋陽市留置場に不当に連行し迫害を加えた。高さんは殴打され、顔が腫れ上がるまで殴られた。
高さんが連行された後、一家の生活は一変した。10歳の息子は毎日お母さんを探し、寝たきりの姑は優しい嫁の介護を受けられなくなった。高さんが不当に拘禁されている間、瀋陽市沈河区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は何度も高さんを罪に陥れ、1年余り拘禁した。
江沢民が始めたこのジェノサイド(大量殺害。集団殺戮・しゅうだんさつりく)の迫害は18年間も続いている。さらに、1億人にも上る法輪功学習者とその家族に巨大な苦難をもたらした。同時に、この罪のない良い人に対する迫害は、中国の司法制度をますます 暗黒にさせ、中国共産党の幹部の立身出世や利益の面でますますで貪欲にさせ、中国社会の道徳をますます崩壊させてしまった。すべての中国人はこの迫害の被害者である。法輪功学習者が江沢民を告訴するのは、被害者としての正義を取り戻すためだけではなく、社会の正義を守り、そして、中国人が良い人になる権利を守るためでもある。
ここで、警官らに「人を害し自分をも害するような行為を直ちに止めるように」と呼びかけたい。「善悪には報いがある」と言うのは、誰でも逃れられない天理である。「責任をさかのぼって調べる」と言う「終身責任制」、そして『公務員法』などが重ねて表明されているのは、まさしく江沢民に追随して法輪功学習者を迫害する人々に対する厳しい警告である。くれぐれも江沢民の生贄(いけにえ)や犠牲者にならないようにしてほしい。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)