【明慧日本2018年2月12日】貴州省凱里市の法輪功学習者・董永茜さんは昨年10月25日、凱里市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、凱里市公安局捜査課、ネット大隊により不当に連行され、現在、凱里市留置場に拘禁されている。理由はWeChat(中国人向けの通話アプリ)で法輪功の真相を伝えたためだという。
昨年10月25日午前7時40分頃、董さんは夫と自宅から出勤しようとした時、十数人の警官らにいきなり取り囲まれた。警官らは董さんの夫を強行に車に押し込み、董さんを自宅に連れ戻し、不当に家宅捜索をし、大法の関連資料、2人の携帯電話、パソコンなどを押収した。その後、董さんは手錠をはめられ、職場に移送され、職場で使用していたパソコンを確認させられた。警官らは董さんの職場から8台ものパソコンを押収した。
その過程は、公安はパトカー3台、車5台を出動し、30人ほどの警官が当日の連行に関与した。その日、董さんは不当に15日間の行政拘留を科され、夫はその日の午後4時頃解放された。
昨年11月8日、行政拘留が満期となり、董さんは「邪教組織を利用して法律の実施を破壊する」との罪名でさらに不法に7日の刑事拘留を科された。昨年11月21日に検察院は逮捕を許可し、同時にこの案件を公安機関に戻し、2ヵ月の補充調査期間を与えた。
董永茜は44歳で、先天性聴力障害があり、凱里市中国振華电子グループの国営083系92番工場(別名永華工場)の職員である。父親も法輪功を修煉しており、浙江省の92番工場に転勤させられ、1999年7.20以後、浙江省地元の610弁公室に強制的に洗脳班(思想改造施設)に入れられ、迫害を受け、体をひどく痛めつけられた。家に帰ってからまもなくして、冤罪が晴れないまま死亡した。
父親の死は董さんの家庭に、経済的にも、精神的にも大きな打撃を与えた。現在、董さんは不当に迫害され続け、董さんの家族にとっても災難の上に災難が重なることとなった。
ここで、国内外の正義ある人々に法輪功学習者の董さんに救援の手を、早く差し伸べていただくように、強く呼びかけたい! それと同時に董さんの迫害に加担する関係者にも、「法輪功は佛法修煉で、人を善に導く高尚な大法であること。法輪功に対する迫害を直ちに停止し、江沢民に追随して法輪功を迫害している共犯者にならないこと。また、迫害を継続する人達は中国共産党の生け贄(いけにえ)や犠牲者になり、それらの善悪には必ず報いがあり、天罰から絶対に逃れられないこと」をここで明確にし、迫害に携わっている関係者らに警告したい!!
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)