甘粛省壟南市徽県の楊旭芹さん 懲役2年を宣告
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 【明慧日本2018年1月24日】甘肃省壟南市徽県第一中学校の教師・楊旭芹さん(44歳女性)は、懲役2年を宣告され、昨年12月4日に蘭州女子刑務所に拘禁された。

 楊さんは法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに基づき、仕事と生活をする中で最善をつくした。授業中に、楊さんは中国伝統文化を伝え、生徒たちに親孝行をすることや、善良な心で他人に接するようにと教えた。生徒たちは皆、楊さんの授業が大好きである。家庭では、楊さんは良妻賢母である。

 しかし、善良な楊さんは中国共産党から迫害を受けた。2012年、楊さんは地元の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と派出所へ2回連行され、6カ月の間拘禁された。刑務所で楊さんは残酷な迫害を受けて、胃腸機能が低下し、痩せ細ってしまった。

 2013年1月22日、地元公安当局の警官が楊さんを家から連行し、4カ月間拘禁した。のちに、楊さんを洗脳班に行かせた。10月、県国保大隊と派出所の警官はまた第一中学校に楊さんを逮捕しに行ったが、楊さんが不在だったため、幸いにも難を逃れた。

 楊さんは地元610弁公室、公安当局・国保大隊の迫害に耐えられないので、やむをえず故郷を離れた。最近、政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室、省公安庁は楊さんの居場所を探し回り、速く楊さんを見つけるように徽(き)県を責め、さもなければ、徽県の関連幹部を処罰するとした。

 特に省政法委員会の副書記・馬香賢は、「楊がいなければ、夫をつかまえろ」と徽県に命じた。

 徽県は楊さんを見つけられず、楊さんの家族を脅した。徽県公安局、国保大隊の隊長・厖喜中は楊さんの夫(徽県教育局の幹部)を公安局まで呼びつけ、鉄の椅子に座らせて尋問し、罪を捏造した。

 楊さんは法律に基づき江沢民を告訴し、甘粛省天水市北道区にある姉の家の住所を書いた。楊さんの告訴状が最高検察院に届いたかどうかわからずにいたが、国保大隊が受け取った。厖喜中は天水市の警官と一緒に、楊さんの姉と夫に嫌がらせをし、楊さんの居場所を厳しく問い正した。

 昨年1月16日朝、壟南市で会議が行なわれ、楊さんの夫と姉の夫を逮捕し、もし楊さんを見つけなければ、引き継ぎ楊さんの兄と姉を拘束すると決めた。

 家族が迫害に巻き込まれないために、楊さんは仕方なく自分を犠牲にして家に帰り、また連行された。当日午後、成県留置場に拘禁された。情報筋によると、楊さんが住んでいた団地に私服警官が大勢いたという。

 昨年6月28日午前、壟南市中級裁判所は楊さんを審理した。徽県政治法律委員会は、傍聴者は家族2人と決めた。楊さんが法輪功の資料を配布し、江沢民告訴状を郵送したという理由で、懲役2年を宣告され、同年12月4日、蘭州女子刑務所に拘禁された。

 蘭州女子刑務所は毎日いろいろな手段で法輪功学習者を転向させている。転向しなければ、家族の面会を許さないという。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/15/359650.html)
 
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