内モングルの学習者7年拘禁され またも拘禁
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 【明慧日本2018年1月10日】内モングル自治区フルンベイル市オロチョン自治旗大楊樹鎮の農民・曹継海さん(59歳男性)は、2回も不当に懲罰を科され、合計7年もの間拘禁されていた。心身ともに理不尽な苦しみをなめ尽くした。2015年11月17日、再度連行され、現在まですでに2年間拘禁されている。

 2015年11月17日午前、オロチョン旗公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は、大楊樹鎮派出所の警官と一緒に法輪功学習者の曹継海さん、劉栄勳さん、金胡木さん、呂春霞さん夫婦の5人を不当に連行した。20日曹さんの妻の劉玉霞さんも不当に連行し、オロチョン旗留置場に拘禁した。情報筋によると、連行し拘禁した理由は、法輪功学習者が迫害の首謀者の江沢民を告訴したことだという。

 曹さんは1998年法輪功を修煉してから、病気が治った。1999年7.20江沢民グループが法輪功を迫害して以降、曹さんは数回迫害を受けたことがある。

 2000年11月、曹さんが仕事をしている時、警官に派出所に来るようにと騙され、行くと1日中手錠をかけられ、翌日には留置場に送られ拘禁された。拘禁期間中、曹さんは警官らに指示された受刑者たちに殴られ罵られて、洗脳班に強制的に行くよう強要された。14カ月拘禁されて、2002年1月20日、やっと解放された。

 それからというもの、警官と「610弁公室」の人員らは曹さんの家によく来て、嫌がらせをした。曹さんが真相チラシを配った際に、派出所の警官らに連行され、手錠をかけられて留置場に送られた。

 半年拘禁されたあと、曹さんは懲役3年を科され、手錠と足かせをはめられて刑務所に送られた。刑務所で長時間にわたり拷問されたことがあり、釈放されるまで続き、ずっと苦しみを嘗め尽くした。

 家に帰ったあとも、警官と「610弁公室」の人員は相変わらず、曹さんの家に来ては嫌がらせをしたり、恐喝したりした。曹さん一家はずっと嫌がらせを受け、迫害を受けた。

酷刑演示:野蛮殴打
拷問のイメージ図:寄ってたかって殴打する

 2009年12月12日、警官ら3人が曹さんの家に突入し、家財を押収し、公安局に曹さんを連行した。警官は曹さんを「トラの椅子」に座れと命じたが、曹さんが座らないので、警官ら7、8人が曹さんを殴ったり、蹴ったりした。そのあと、曹さんを留置場に送った。

 1年間拘禁されたあと、曹さんは手錠と足かせをはめられて、刑務所に送られた。刑務所で、警官が受刑者らに指図をして、曹さんに拷問を加えた。ある日、刑務所のリーダーが曹さんに「あなた達が学んだ『轉法輪』を読みました。法輪功を学んでいる人はみな良い人ばかりです。良い人でなければ、学べません」と言った。

 2013年12月11日は、曹さんが解放される日が来て、家族が迎えに来たが、刑務所の警官らはこれを許さないで、洗脳班に曹さんを送った。そして15日後に、やっと帰らせた。

 2014年夏、「610弁公室」の人員と国保の警官らは、再び曹さんを洗脳班に送ろうとやって来た。妻の劉玉霞さんは曹さんが出稼ぎで家にいないと話した。すると「610弁公室」の人員は劉さんを恐喝し、その上、あろうことか、劉さんを曹さんのかわりに洗脳班に連れて行き、18日後にやっと釈放した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/6/357531.html)
 
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