かつての劣等生は大学に合格した
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文/黒龍江省の大法弟子

 【明慧日本2018年3月5日】現在中国で、子供の教育はとても大きい問題になっています。子供を有名な大学に入れるため、親も子供も、最高の成績を求めようと一生懸命頭を抱え込んでいます。多くの家庭は子供を塾に行かせるため、子供達は正常な休み時間を奪われ、親達は大金を払っています。 

 我が息子も多くの塾生の一人でした。お金がかかり、苦労をしても、効果が全くなく、息子は反発して成績がどんどん悪くなったと、後で気付きました。思春期の息子は反発し、高校に入ってから宿題をやらず、しかもタバコや恋愛を始めました。私も夫も子供に対する教育が苦手で、しかも私は短気で、教育方法は暴力や叱責で、最後に子供はますます言うことを聞かず、私達とコミュニケーションをとらず、悪循環になりました。

 2012年、私は夫と一緒に再度法輪大法を修煉し始めました。大法に人は善に向かうように教えていただき、すべての不正を補正していただき、知恵を開いていただけるので、大法が必ず子供を変えてくださると思いました。夫は子供に『轉法輪』を読ませ、同時に私達も法理に従い、さらに自分を律しました。子供はまだ完読しないうちに、「お母さん、タバコをやめて恋人と別かれた。そして彼女に勉強を頑張ってと伝えたよ」と言いました。これを聞いて、私はとても感動しました。師父に息子を変えていただき、大法は奇跡を起こしました。

 学法により、息子は自分が理解していた法理で自分を要求しましたが、良くない時もあり、私達は心性上の摩擦もありました。ある日、息子は約束した時間通りに帰って来ないので、私は電話して、「どうしてまだ帰らないの」と責めました。当時息子は友達と一緒でしたが、私の声が大きかったので、息子は友達の前でメンツを失った感じで、適当に答えて、電話を切ってしまいました。私はさらに機嫌が悪くなり、「私はあなたを養っている母親よ! 師父の法理をすべて忘れたのか?」と思い、息子が帰ってきたとき、怒鳴ってしまいました。

 あとで私は後悔しました。自分を修煉者と思わず、師父の話も聞いていませんでした。師父は、「子供をしつける時にも、ひどく怒り、かんかんになる人がいますが、しつけはそこまでしなくてもいいはずで、本気で怒ったりせず、理性的に教育して、はじめて本当に良い子供を育てることができます」[1]と語られました。私は法理に要求された、何があっても自分を探し、物事を他人のために考えることを守りませんでした。私は息子の母親ですが、私は息子の気持ちを考えていませんでした。自己中心で、師父に、善に向かい、善の力が最も強いと教示されたのに、私は責めたり、怒ったりして、善ではありませんでした。師父に「忍」を教示されましたが、私は我慢できず、これは法理に反しているのではないでしょうか? 私は法理に従い自分を正に帰し、息子に対する文句も減らしました。息子が間違っても、私はほとんど平然と対応できました。息子も変わってきて、反発もだんだん減ってきました。真面目に授業を受け、普段は真・善・忍で自分を要求し、人あたりが良い子になりました。大法を学ぶ間に、息子の知恵が開かれました。息子は美術が得意であり、絵を描くときに難しく感じたら、一旦やめて、学法をしたら、すぐに腕が上がりました。大学受験の時に国内の有名な美術大学に合格しました。以前なら、劣等生の息子が、有名な大学に受かるとは、夢にも思いませんでした。心より師父の恩情を感謝しています!

 息子は大学に入ってから、ある出来事がありました。これは私に大法の偉大さを感じさせました。

 大学2年生のとき、冬休みで息子が家に帰ってきて、あることを私に告げました。在校中、ある日彼はネットショッピングをしたとき、携帯電話に販促が届き、彼は思わずクリックしました。そうしたら携帯電話の支払から2000元を盗まれました。息子は私達に言えず、自分で解決しようと思いました。携帯のアプリで借金をして、利息は少ないと言われたのに、実は相当高く、息子は結局返せば返すほど借金がどんどん増えていきました。返済できなかったので、私達に言いました。私は聞いて気持ちが重く、このお金は私の1カ月半の給料の額でした。息子の学費のため、私達はできるだけ節約し、冬休みに入ったら、今月の出費が減るかと思ったのに、こんな大きい出費が出てきました。

 この間私は『轉法輪』を暗記したので、何に遭っても師父の説法を思い出し、内から探しました。息子と話していた時に私はすぐに自分の悪かったことを見つけました。息子が困っていて助けを求めたのに、なぜ第一に親に求めず、最後にどうしようもなくなってから親に告げたのでしょうか? これを考えて私は自分を責めて、悲しくなりました。以前親の役割を果たせず、息子が過ちを犯したら、納得できず、言葉で責めたり、いろんな手段を使って懲罰したり、手を出して殴ったりしていました。外で何かあったら、私達に言えず、責められるのを恐れていました。目の前の息子を見たら、私は息子に申し訳なく、親がいけないと思いました。息子に対する文句がなくなり、自分に対する自責の念でいっぱいでした。

 夜、夫が帰ってきて、私達は一緒に内から探しました。翌日息子を呼んで、借りた借金の元金と利息を返して、「今後何があっても、必ず親に教えて。親はいつでも後ろで支えているから」と伝えました。そして、「社会の不実な事から離れて、是非を分別しないといけない」と伝えました。私達の今回のやり方が予想外で、息子は嬉しそうでした。

 それから息子は私達と交流したくなり、本音も話してくれました。『轉法輪』もますます読みたくなりました。学法する前であれば、きっと家庭内で紛争が起こったでしょう。しかも子供との溝がさらにひどくなり、ますますコミュニケーションが難しくなりました。法理でご指導いただき、家庭の危機が寛容と慈愛により解決できました。

 師父の法理のお陰で、私達一家はお互いに寛容と理解ができました。真・善・忍の法理で自分達を照らし、正しい道へ歩んでいきます。

 師父に感謝しています!  師父にずっと守っていただいていることに感謝しています!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/7/359374.html)
 
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