ある派出所の副所長が述べた物語
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 【明慧日本2018年4月23日】ある日、同修が友人の店に行くと、ちょうど店の中に警官がいました。この警官は同修を見ると、「あなたは法輪功を修煉していますよね?」と話しかけました。すると同修は、「そうですが、何か?」と答えました。警官は「心配する必要はありません。私は法輪功に反対していません」と言いました。同修の友人は、その警官が派出所の副所長であり、彼らは長年の友人であると同修に説明しました。すると、副所長は同修に質問をしました、「私は主にあなたが住んでいる地区の法輪功修煉者を管轄しています。しかし、いくつかの事について私ははっきり分からずにいます。法輪功を学ぶと、なぜ人が変わるのでしょうか?」と質問しました。同修は「どのように変わるのですか?」と聞くと、副所長は「ある物語を話しましょう」と次のように話しました。

 何年か前、私達の管轄区域にあるヤンキーがおり、体が大きくけんかが有名で、手下をたくさん引き連れてよく大勢で集まっており、怖いもの知らずで誰とでもケンカし、しょっちゅう通報されるため、私達も頭を抱えていました。彼はこの辺りでは有名なヤンキーで、警官の中で知らない人はおらず、喧嘩事件の現場には必ず彼がいました。この男のケンカには特徴があり、道理にかなわない事には手を出さないが、ちょっとでも道理にかなえば、相手をとことん懲らしめます。行き先でばったり誰かがいじめられたり、損をしたりと不公平なことが起こると、彼と関係がなくても、徹底的に悪者を懲らしめます。派出所に連れて行っても、怖いもの知らずで道理にかなった事を言い、時には警官にも言いがかりをつけるので、拘置条件が足りずに釈放するしかないのです。今では、誰も彼を捕まえようとする者はいません。

 しかし、この2年間で彼への通報がぱったりと消え、管轄区域の内も大分静かになりました。私達も不思議に思い村で話を聞くと、このヤンキーは法輪功を学び始めたというのです。村の住民によると、彼は(法輪功を始めてから)昔とは大きく変わり、ケンカをしないどころか、良い事ばかりするようになりました。村の小学校の建物が雨漏りしていると聞くと、彼はすぐに建物に登って修理し、学生の机や椅子が壊れると、彼は道具を持って修理に駆けつけます。ある日、大雨で村の道路に沢山の水たまりができたのに、修理に来る人がいませんでした。するとヤンキーは1人で修理を始め、車で何回も往復して遠くから土を運ぶと、鍬とシャベルで土を埋めて道路を平らに修復しました。彼の行動は多くの村人に評価され、「ヤンキーは本当に変わった、村のために多くの良いことをしてくれた」とみんな口をそろえて言いました。

 副所長は続けて言いました、「それでも我々は(法輪功修煉者を)捕まえなければならないのです。上からの指示に従わなければ、圧力を受けます。ある日、我々はパトカーで彼のところへ行きました。彼の一言で、我々が何も言えなくなるとは思いもしませんでした。ヤンキーは、「以前僕がヤンキーだった頃、悪いことをたくさんしました。村人から警官まで、私を良い人であると思う人は1人もいなかったでしょう。当時、あなた達は私を捕まえなかったのに、私が法輪功を修煉して良い人間になった今、あなた達は私を捕まえに来ました。あなた達はまた僕をヤンキーに戻したいのですか?」と言いました。我々はその言葉を聞くと、誰も言い返すことができませんでした。私は「分かりました、では家で修煉して下さい」と言ってその場を後にしました。

 副所長はこの物語を話し終えると感慨深そうに、「どうやら法輪功は本当に人を変えることができるのですね」と言いました。

 その後、同修が再び友人の店を訪れて副所長の事を聞くと、その副所長は昇進したそうです。

 副所長はどうして昇進できたのでしょうか? 天の道理が分かる人はお分かりでしょう、大法弟子を大切にする人には必ず福が訪れるのです!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/21/363147.html)
 
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