湖南省岳陽県の学習者3人が不当判決に遭う
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 【明慧日本2018年4月30日】湖南省岳陽県の法輪功学習者3人の王岳来さん(50代男性)、陳全秀さん(60代女性)、何根良さん(40代男性)の3人は2018年4月4日に、それぞれ王さんには懲役5年、陳さんには懲役4年、何さんには懲役1年の不当な実刑判決が宣告された。

 同年1月24日午後、湖南省岳陽県の法輪功学習者11人が三荷(地名)へ学法に行った。学習者は携帯電話で連絡をとりあっていたが、その内容を「巡視組」に盗聴され連行された。それらのことは実際には岳陽県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)が計画し実行したことであった。王さん、陳さん、何さんの3人だけが留置場に拘束され、他の学習者は家に帰された。

 同年3月の初めの頃、王さん、陳さん、何さんの3人は岳陽県検察庁に起訴された。同4月4日、岳陽県裁判所は3人に判決を言い渡した。王さんには懲役5年、陳さんには懲役4年、何さんには懲役1年の実刑判決が宣告された。

 『中華人民共和国憲法』第36条には「中華人民共和国公民は、宗教の信仰は自由である」、第35条には「公民は言論、出版、集合、結社、デモの自由がある」と定められている。法輪功学習者は憲法に従い、信仰と言論の自由を持ち、法輪功を修め、法輪功への迫害を伝えることは合法的なことで、何も法律を犯していない。その一方で、迫害に参与した公安や検察庁の人員は、不当に法輪功学習者の自由や権利を奪っている。これこそが、犯罪行為であると言える。

 王さんは重い胃の病気を患って、辛い毎日だったが、2010年王さんは法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に従って良い人になるよう努め、病気が回復し、性格も優しくなった。家族や隣近所との人間関係もよくなった。感謝の気持ちを込めて、王さんは共産党の虚言に騙されている人々に、法輪功の素晴らしさを熱心に伝えた。2013年10月11日、王さんは法輪功迫害の真相資料を配っていて、午前2時頃、岳陽県公田派出所に連行され、拘禁された。2014年4月王さんは岳陽県国保大隊に連れられて、栄家湾秀花園洗脳班に入れられた。

 2017年、王さんは1カ月間何も食べられない状態になり、食べるとすぐ吐き戻していた。胃ガンの末期の症状と言われたが、王さんは法輪功への信念が固く、いつも通りやるべきことをやり、2カ月で症状がなくなり全快した。

 陳さんは家庭の主婦で、法輪功を修煉していたため、2012年8月27日夜、筻口派出所の警官に連行され、拘禁された。2018年1月24日午後、集団学法に参加したので、再度連行された。

 何さんは農家の出で、岳陽県黄沙街に住んでいた。70代の母親と妻、子供が3人おり、家の大黒柱である。法輪功を修煉していたため、2005年3月中旬に連行され、懲役3年を科され、湖南省津市刑務所に拘禁されたことがある。2018年1月24日、何さんは自分の車に学習者たちを乗せて、一緒に学法に行った際、再び連行された。何さんの母親と妻はこのことを聞いて、とても心配していた。村の村長は何さんの家族ら5人を連れて、何さんを解放するように三荷派出所に行った。そして、5人は派出所で一晩中ずっと待っていたが、何さんと面会はできなかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/17/364219.html)
 
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