娘の大きな胆石が ものの見事に消えた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年5月4日】遠方に嫁に行った娘から2016年のある日、突然に電話がかかってきて「お母さん、胆嚢を摘出するの。これから転院して手術を受けるから、早く来て」と切羽詰った声だった。

 その話を聞いてびっくりした私は、「何でそこまでに悪くなってから、電話をしてきたのよ」と文句を言おうと思いましたが、「私は法輪大法の修煉者なので、偶然なことはない」と考えて、夫(同修)に相談しました。夫は「早く行って娘を連れて帰り、手術しないように勧めてくれ」と言いました。それから私は荷物をまとめ、航空券を買い、翌日には娘の入院先の病院へ行きました。

 病院で娘に会いました。9日間病気で苦しめられ食事も摂っておらず、とても弱弱しくなっている娘の姿を見て、本当に心を痛め、親子の情が溢れ出てきました。

 婿は慌てて私に「胆嚢にピンパン玉の大きさの胆石があり、手術をしなければ生命の危機があるので、手術を予約しました。今からすぐに予約の病院に転院します」と娘の病状を説明しました。私が娘を実家に連れて帰りたいと言い出すと、婿も婿の母親も同意せず、娘は黙っていました。

 そこで、「無理やり連れて帰ることができない! とりあえず転院させ、様子をみるしかない」と私は考えました。その予約の病院に移り、娘は手術前の検査をしました。検査の結果を見て、医者は「血小板の数値が低すぎて、これでは手術するのは無理だ。まず入院して、薬を使って血小板を増やすように調整し、標準値に達してから手術をしましょう」

 私は医者の話を電話で夫に話しました。夫は電話で娘に「今朝、ミシンを修理した時、小さな部品を落としてなかなか見つからず、それでミシンが直らなかった。お前が胆嚢を摘出して、身体の中の1箇所でもなくなったら、どうなると思うのか?」。私も娘に「電話だけで話がよくできないので、お父さんも手術に同意しないし、家に帰ってほしいと言っているから、とりあえず帰ろう」と促しました。

 娘はどうすればよいか迷いました。婿は娘の身体が弱っていて、飛行機に乗るのが危ないという理由で、とりあえず娘を入院させました。それから娘に毎日、激痛がある度に、私は娘に大法のことを話して聞かせました。娘は「大法が素晴らしい」とわかっています。私は娘と同じ病室の人達にも大法の真相を伝え、方言で理解しにくいところは、娘が通訳してくれました。その中の2人が「三退」しました。

 その後、夫は電話で「すぐ帰って来い。薬を飲んでも血小板の数値が上がらないのだろう」と言いましたが、結果的には夫の話が的中していました。「何で血小板が低くなる一方なのか?」と医者も不思議に思ったので、娘を退院させました。

 それから、私は娘夫婦と相談して、とりあえず娘を連れて帰ることにしました。娘夫婦もこれ以上病院での治療ができないとわかって、私と一緒に家に帰ることに同意しました。そして、私たちは当日の航空券を買って帰りました。うちの弟が空港に迎えに来てくれました。弟は車の中で娘に「両親のいうことを聞かなくていいよ。治療したいなら、治療しなよ」と話しましたが、娘は何にも言いませんでした。そして、私は弟に「私たちは娘に修煉することを強制していないわ」

 帰宅して、友人、親戚たちが娘を見舞いに来ました。大病院の医者でもある娘の従兄弟は、「こんなに大きな胆石は手術しないと、胆嚢が破れる恐れがあるよ。毒がある胆汁が出ると、とても危険なことになる。もし、頻繁に再発するなら、膵炎になるかもしれないし、それも危険だ。早く北京の協和病院に行って、血小板低下の原因を探し出して、いち早く手術したほうがよい」

 それを聞いた娘は怖くなりました。というのは、娘が数カ月前、一度入院して完全に治ったと思って、胆石のことを気にしなかったのですが、今度再発して、前より病状が重くなったため、どうすれば良いかわからなくなりました。私たち夫婦は「法輪大法だけが娘を救える」と心からわかっていますが、婿は病院治療を選択したため、彼の意見を尊重しました。

 娘夫婦は胆石を溶かす治療を行っている有名な漢方医を選びました。そして、娘は十数回分の薬草を処方されました。お正月の2日前だったので、私たちはお正月のものも用意できませんでした。夜になって、私は娘に薬を煎じて飲ませましたが、娘が嘔吐し、一晩寝られませんでした。もともと衰弱している娘は一層やつれてしまいました。

 翌日の朝食後、私は親子の情を放下し、「医者はあなたの病気を治せないわ。私とお父さんは法輪大法を二十数年修煉してきて、病気にもならず、薬も1錠も飲んでいないわ。あなたは生死の崖っぷちに立たされていて、自分で選択しなければならないわ。大法は宇宙大法で力が無限です。あなたの病気ぐらい治すのは簡単よ」と話すと、娘は少し迷って、「お母さん、私はもう薬を飲まないわ。修煉したい」と言って、ふらふらと食卓のところまで歩いて行き、薬を入れたお椀を持ってゴミ箱に捨て、部屋に戻り休みました。その後不思議なことに一日中、娘の痛みがなかったのです。娘はその日の夜、私と同修数人と一緒に煉功しました。第二式の功法を終えたところで、娘は「お母さん、私の体がずいぶん軽くなったわ! 私は治ったわ!」と大変嬉しそうに話しました。

 娘は子供のように飛び上がり、喜びました。「師父が娘を見守ってくださり、娘の身体を浄化してくださった!」と私にはわかっていました。

 次の日はお正月です。油っぽいものを食べられない娘が、どうやって私たちとお店で団欒の食事をするのかと心配しましたが、出されたものを娘は何でも食べれて、何も気にしませんでした。その姿を見て私は師父に感謝し、涙が溢れてきました。

 婿は大法の素晴らしさを目の当たりにして、考えを大きく変え、娘の修煉を支持しました。婿は仕事のため、先に自分の家に帰りました。娘は私たちと毎日学法と煉功し、病状が日々に良くなりました。私たち一家は本当に嬉しかったのです。

 その20日後、婿は私たちと相談もせず、いきなり電話で娘に帰る航空券を買ったと言い出しました。私たちは本来、娘ともう少し一緒にいたかったのですが、娘は「お母さん、もう心配しないで大丈夫よ。私は家に帰っても修煉を続けるわ。師父の慈悲深い済度のご恩を忘れないよ」

 娘が帰ってから、弟は娘が法輪大法で救われたことを知りました。それ以来、弟はいつも娘に電話するとき、「よく修煉を行ってください」と言うようになりました。

 娘に新たな生命を与えてくださった、慈悲深い偉大な師父に叩頭いたします!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/12/364046.html)
 
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