迫害の真相電話をかけた李崇豊さんに懲役8年
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 【明慧日本2018年6月1日】遼寧省盤錦(ばんきん)市の法輪功学習者・李崇豊さんは、法輪功迫害の真相を説明する電話をかけていた時、不当に連行されて懲役8年の実刑判決を宣告された。現在、李さんは遼寧瀋陽第一刑務所19監獄区の高度戒備室(厳重に警戒されている部屋)に拘禁されている。

 李さんは「転向」せず「三書」を書かないため、1日の食事は茶碗1杯のお粥しか供給してもらえず、24時間体制で監視されている。40歳を過ぎたばかりの李さんは、体重が80キロから60キロまでおちてしまった。

 李さんは遼河(りょうが)油田の錦州採油工場の工場長で、常に「真・善・忍」の基準に基づいて物事に対処し、心身ともに受益した。李さんは仕事に対して真剣に取り組み、優しい心で従業員に接し、職権を利用して個人の利益を図ることを一切せず、毎年優秀工場長に選ばれていた。

 2016年6月27日午前、李さんは法輪功迫害の真相を説明する電話をかけていた時、位置を測定され(待ち伏せして監視されていた可能性もある)錦州市の20数人の警官により不当に連行された。その後、警官らは家宅捜索を行い、携帯電話、パソコン、プリンター、電動車、銀行カード、法輪功の書籍、6000数元の現金などを含めて、大量の家財を押収した。

 李さんが不当に連行された翌日の2016年6月28日、遼寧省各地の100人以上の法輪功学習者が不当に連行された。今回の連行事件は、遼寧省610弁公室の指揮の下で、各地の大量の警官を出動させ、尾行、位置付け、待ち伏せ、などの方法で統一した連行は計画的に実施したものである。

 数カ月後、現地の裁判所は、李さんに対して懲役8年の実刑判決を宣告した。李さんは控訴したが、二審を行っていない状況下で、原審維持を宣告された。2018年3月、李さんの家族は再度弁護士に依頼して控訴したが、控訴状は錦州市中級裁判所に却下され、同じく不当な判決を維持された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/8/365183.html)
 
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