2018年4月 377人の法輪功学習者が連行される
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 【明慧日本2018年7月2日】一万人を上回る法輪功学習者が1999年4月25日、「真・善・忍」の信念に基づき、不公平と弾圧に直面している迫害の真相を、平和かつ理性的な陳情のやり方で、政府と国民に事実を知らせ、真相を説明し、国民の基本的な信仰の権利を求めた。その日から、法輪功学習者は「4.25」の精神を受け継ぎ「この地球上で最も邪悪な迫害」を乗り越えて来た。この19年の中で、全世界の法輪功学習者たちも信念を守り続け、平和的に迫害の真相を伝え、理性的に迫害の停止を呼びかけた。しかしこの19年来、中国共産党は法輪功に対する迫害を一度も停止させたことがなく、迫害は公然といまだに続いている。

 明慧ネットの報道によると、2018年4月19日、黒龍江省ハルビン市双城区で、17人の法輪功学習者が警官により不当に連行され、家財を押収されるという「集団で連行される事件」が発生した。一部の統計によると、今日に至るまで黒龍江省では全国で最も多い532人もの法輪功学習者が迫害により致死された。

图1:2018年4月大陆法轮功学员遭中共迫害人次统计

図1、2018年4月に迫害を受けた中国国内の法輪功学習者の延べ人数の統計表

 2018年4月、「4.25」前後で377人の法輪功学習者が不当に連行された(そのうちの158人は、すでに帰宅)。105人が嫌がらせを受け、157人が家財を押収され、14人が強行に洗脳班に送られ、60人が不当な判決を宣告され、64人が裁判にかけられた。その中の最年長者は81歳で、最年少者は22歳である。迫害に遭った法輪功学習者の中には大学教授や地質専門学者、画家、中・小学校の教師、病院の主治医、大学院生、警官など社会のエリート達も含まれる。

 不当に連行された者は28の省、自治区、直轄市の75都市に及んだ。不当な連行の最も深刻な地区として、山東が64人、黒龍江55人、遼寧37人、吉林27人、河北25人、湖北24人、天津21人に上る。この7つの地区だけで253人の法輪功学習者が連行され、4月の全国での連行した総人数の67.1%を占めている。

 迫害は継続しており、一部の地域では未だに深刻な状況であるが、全体的に迫害の範囲、勢いは急激に縮小されつつある、もしくは弱まっている傾向を示し、中国共産党の滅亡前のあがきとも言えよう。また、中国共産党が情報を封鎖しているため、毎月の迫害に関するデータは更新される場合がある。

2018年1~4月大陆法轮功学员遭中共绑架、骚扰人次(信息采集截止至2018年5月5日)

2018年1~4月、不当連行や嫌がらせを受けた中国国内の学習者の延べ人数の統計表

 一、2018年4月に377人の法輪功学習者が不当に連行される

表1、2018年4月に不当に連行された377人の法輪功学習者の地域別分布表

 区 域 

連行人数

区 域

連行人数

山東

64

安徽

5

黒竜江

55

重慶

4

遼寧

37

甘粛

4

吉林

27

広東

4

河北

25

陝西

4

湖北

24

新疆

3

天津

21

内モンゴル

3

北京

19

貴州

2

江西

18

広西

2

河南

16

寧夏

1

四川

14

福建

1

湖南

8

雲南

1

上海

7

山西

1

江蘇

6

浙江

1

4月に377人が不当に連行される

表2、2018年4月に75都市で不当に連行された法輪功学習者の人数統計表

  都 市  

連行人数

都 市

連行人数

潍坊

35

保定

2

ハルビン

28

聊城

2

武漢

18

德州

2

南昌

17

臨沂

2

長春

16

チチハル

2

牡丹江

13

銀川

1

撫順

11

盤錦

1

青島

11

朝陽

1

信陽

11

鉄嶺

1

成都

10

淄博

1

葫芦島

10

日照

1

吉林

10

大興安嶺

1

張家口

10

松原

1

秦皇島

7

唐山

1

大連

6

廊坊

1

咸寧

6

滄州

1

東営

5

九江

1

煙台

5

鶴壁

1

錦州

4

安陽

1

合肥

4

涼山彝族自治州

1

瀋陽

3

長沙

1

鶏西

3

娄底

1

綏化

3

漢中

1

大慶

3

銅川

1

平泉

3

阜陽

1

鄭州

3

南京

1

広漢

3

白銀

1

懐化

3

咸陽

1

株洲

3

茂名

1

蘇州

3

佛山

1

石河子

3

包頭

1

鎮江

2

安順

1

赤峰

2

貴陽

1

北海

2

福州

1

定西

2

昆明

1

広州

2

臨汾

1

西安

2

麗水

1

伊春

2

 

 

 実例の一部

 ●牡丹江市の戴啓鴻さんは解放されて 1カ月後再び連行される

 2018年4月9日朝8時頃、黒龍江省牡丹江市新華支局の警官らは、法輪功学習者・戴啓鴻さんの家に行き、「押収した私有物を返す」と戴さんを新華支局まで取りに来るようにと騙し、取りに行った戴さんの身柄を拘束した。今回の連行は、戴さんが解放された日から1カ月経ったばかりの出来事だった。

 2018年3月6日の晩6時30分、戴さんは保証人を立てて尋問を待つという条件付きで、解放された。2日後、戴さんは友人と一緒に新華支局に行き、押収された1万8千数元の現金とパソコン、携帯電話、法輪功の書籍などを返すようにと要求したが、警官は「これらの私有物を記録した公文書は、検察庁に提出した」ということを口実にして拒否した。

 2018年4月8日晩、警官らは戴さんを新華支局へ騙そうとしたが、未遂に終わった。翌日の早朝、警官の李松らは再び戴さんの家に行き、「昨日あなたはなぜ来なかったのか? 検察官・王娟は私有物を返すのに待っていた。連行などはしない、ただ話を聞くだけだ」と言った。戴さんは警官の李松に迫害の真相を説明すると、警官の李松は「私はただ自分の仕事をしているだけだ。もう十分にあなたの顔を立てた。それとも電話をかけて人を呼ぼうか?」と脅かした。そして戴さんを新華支局に連れて行ったまま、戴さんは未だに帰って来ない。

'中共酷刑:吊挂、毒打'

拷問のイメージ図:吊るし上げられ、滅多打ちされる

 戴さんは市刑務所の元警官だった。法輪功を学んでいるという理由で数回にわたって迫害された。2008年3月20日、戴さんは法輪功の資料を配布したという理由だけで、連行されて懲役5年の不当な実刑判決を宣告された。戴さんは刑務所で迫害されて殴打された上に、独房に閉じ込められた。長期にわたり睡眠を剥奪され、吊るし上げられ、無理やりに灌食されて、スタンガンで電気ショックを受けるなど多くの迫害を受けた。その結果、戴さんの身体の多くの箇所が負傷し、皮と骨ばかりに痩せこけた。また、スタンガンで電気ショックを受け、顔と口が変形し潰爛(かいらん・やぶれただれること)した。

'二零零九年四月十三日,印度首都德里上千警察训练大学的学生学炼法轮功'
2009年4月13日、インドの首都デリーで1000人の警官訓練大学の学生が法輪功を煉る

'警察训练大学上千学生现场学炼<span class='voca' kid='86'>功法</span>,一片祥和之气洋溢警察学校。'
警官訓練大学の女学生も法輪功を学び、穏やかな雰囲気が大学内に満ち溢れる

 法輪功は健康増進にすばらしい効果があるため、すでに全世界の100余りの国と地域に広がり、警官たちの間でも歓迎された。インド警官学院の数千人の警官たちも法輪功を学んでいる。メキシコでは法輪功を学ばせるための夏のキャンプを企画し、法輪功の功法を警官たちを育成し訓練するための教科内容として教えた。台湾の基隆警察署は法輪功社を設立し、警官の心身を健康にし素質を高める方法として、法輪功を導入して広めた。しかし逆に、中国では法輪功を学ぶ良い警官が留置場や刑務所で拘禁され、様々な拷問による残酷な迫害を受け、甚だしきに至っては虐殺された。他の国の警官はすべて刑事事件、悪い人を捕まえることを仕事の任務としている。しかし、中国の警官は法輪功学習者を連行することを主な仕事として、それを業績とした。ある公安局の警官は法輪功学習者にこのように言った。「お前は法輪功さえ学ばなければ、泥棒であろうが、殺人を犯そうが放火しようが構わない。お前はなぜ拷問され、酷い目に遭っても法輪功を学び続けるのか?」

 中国当局は法輪功への迫害を維持するために、警官に絶えず圧力を加え、法輪功の資料を読むことを禁止するなどの内部規則が定められている。そして、中国共産党は法輪功に対して誹謗中傷し、罪に陥れた。さらに警官に悪事を働かせるために、迫害を唆(そそのか)す奨励金制度まで登場させた。この体制の下で、中国の警官たちの法輪功への迫害は今に至るまで続けられ、今年で19年目になる。

 ●黒龍江省70代の李淑花さんを連行した警官が「中央政府の命令だ」と公言

 2018年4月19日朝4時過ぎ、数人の警官が突然、ハルビン市双城区水泉郷の法輪功学習者・張淑花さんの家に押し入り、有無を言わさず法輪功の書籍と法輪功の先生の写真を押収し、70代の李さんをパトカーに引っ張り込んで、そのまま連行した。

 春の耕作のために早起きしていた隣近所の人達は、「こんな年老いた李さんを捕まえ、どうしようとするのですか!」と警官を阻止した。警官は横暴な態度で「中央政府の命令だ」と言って、駆け付けて来た村人を追い払った。

 好意をもつ村人は「あなたの家のトウモロコシの種と肥料はどこに置いているの?」と李さんに聞いたが、警官は李さんがまだ答えていないうちに発車して連れ去り、李さんをハルビン市鴨子圏留置場に拘禁した。

 ●遼寧省鉄嶺市留置場の女性警官・賈雨平は法輪功学習者を苦しめる

'中共酷刑示意图:锁地环'
拷問のイメージ図:地面に固定してある輪に嵌められる

 2018年4月23日、遼寧省鉄嶺市銅鐘支局の警官は、法輪功学習者・魏艶華さんを罪に陥れる公文書を銀州区検察庁に提出した。4月22日、魏さんの弁護士は留置場で魏さんと面会した。魏さんは「女性警官・賈雨平は学習者を地面に固定いてある輪にはめたり、足かせを付けたりするなどの方法で、法輪功学習者を苦しめている」と話した。

 二、2018年4月、105人の法輪功学習者が嫌がらせを受ける

表3、4月に嫌がらせを受けた105人の法輪功学習者の地域別分布表

 区 域 

嫌がらせを受けた人数

 区 域 

嫌がらせを受けた人数

河北

17

重慶

3

山東

16

河南

2

北京

11

安徽

2

吉林

10

陝西

2

四川

9

上海

1

黒龍江

8

天津

1

湖北

7

甘粛

1

江西

5

貴州

1

遼寧

5

広西

1

内モンゴル

3

 

 

4月、105人が嫌がらせを受ける

 

表4、4月に38都市で警官による嫌がらせを受けた法輪功学習者の人数統計表

 都 市 

嫌がらせを受けた人数

 都 市 

嫌がらせを受けた人数

ハルビン

5

武漢

2

南昌

5

青島

1

成都

5

朝陽

1

長春

4

達州

1

咸寧

4

広安

1

煙台

4

黄岡

1

東営

4

大興安嶺

1

潍坊

4

鶴岡

1

淄博

3

大慶

1

吉林

3

遵化

1

通化

3

保定

1

赤峰

3

承德

1

大連

2

焦作

1

瀋陽

2

信陽

1

秦皇島

2

合肥

1

廊坊

2

阜陽

1

平泉

2

金昌

1

漢中

2

貴陽

1

綿陽

2

北海

1

 ●嫌がらせを受けた吉林市の国家愈さんと家族が窮地に陥る

 吉林省吉林市の法輪功学習者・国家愈さん(26)は、浙江大学の在学中の院生で、法輪功の資料を印刷したため、1年余り不当に拘禁され、今年の旧正月前後に解放された。

 国さんがやっと解放され、帰宅したにも関わらず、警官は毎日家までやって来て嫌がらせを働いた。国さんの父親はプレッシャーに耐えられず、現在入院し、国さん本人も窮地に陥っている。

 ●黒龍江省漠河県の里玉書さんが殴打され、家財を押収される

 2018年4月29日、黒龍江省漠河県の法輪功学習者・里玉書さん(69)は、法輪功の語句が書かれたシールを街に貼り付けたため、警官に公安局まで連行され、身体をチェックされた。若い警官は拳で何度も里さんの頭を打った。その後、数人の警官が里さんの家財を押収した。

 里さんは大興安嶺阿木爾林業局の教育委員長、書記を務めたことがある。法輪功を堅持していたため、労働教養1年を強いられ、懲役12年を宣告された。黒龍江省女子刑務所で、里さんはめった打ちにされ、無理やり灌食され、毒薬を注射されるなど様々な拷問を受けたため、顔が変形し、自力での生活ができなくなった。

'里玉书演示所遭酷刑:长期捆绑在凳子上'
里玉書さん本人よる拷問の再現:長期にわたり腰掛に縛り付けられる

 里さんは14年間の刑務所で拷問により苦しめられ、帰宅して3年余り経つが、今だにずっと監視され嫌がらせを受けている。国保(法輪功迫害の実行機関)の大隊長がかつて「お前はどこにいても、現地の警官らがいつでもお前を捕まえることができる」と里さんを恐喝したという。

 三、不当な逮捕令状の公布

 一部の統計によると、4月、中国共産党に関係する各部門は、16人の法輪功学習者に対して不当な逮捕令状を公布した。

表5、4月に不当な逮捕令状が公布された16人の法輪功学習者の所属地域別統計表

  名 前  

  市  

朱良山

江蘇

昆山

聂大妹

江蘇

昆山

沈慧清

江蘇

鎮江

尚晓云

遼寧

瀋陽

刘希永

遼寧

大連

刘宇翔

北京

 

张桂芬

北京

 

张素兰

河北

秦皇島

温玉兰

河北

秦皇島

张玉梅

内モンゴル

赤峰

刘成

内モンゴル

赤峰

朱云香

上海

 

徐斌

黒竜江

大慶

金燕

吉林

長春

曲春霞

河南

洛陽

赵凯

山西

太原

 実例の一部

 ●大連の警官が無実な老人に対し 悪口雑言

 2018年3月18日夜、78歳の劉希永さんは数人の学習者と一緒に、田舎で法輪功の資料を配布したことで、大連金普新区派出所の警官らにより連行された。警官は劉さんを留置場に拘禁しようとしたが、血圧が200mmHgを超えていたため、留置場側に受け入れを拒否された。

 劉さんは帰宅した後、高血圧、心臓病、喘息、目眩、吐気、全身無気力などの病状が現れた。それにもかかわらず、派出所の警官らは2018年4月9日午後、再度、劉さんを連行して留置場に閉じ込めた。劉さんの妻は焦って泣きながら訴えたが、その時警官らは「今回、あいつは死ぬまでここにいる」と言った。翌日、劉さんに対する逮捕令状が公布された。

'刘希永的老伴儿望眼欲穿'

劉希永さんの帰りを待ち望んでいる妻

 1999年7.20、中国共産党の江沢民勢力は法輪功に対し全面的に誹謗中傷し、迫害を始めた。劉さんはこの理由もない迫害に驚き、自ら受益した事実を持って同郷の人達に迫害の真相を説明した。その結果、労働教養を強いられた上に、懲役3年6カ月を宣告された。

 大連労働教養所で劉さんは「真・善・忍」の理念を堅持したため、各種の拷問により苦しめられた。警棒や靴の底で殴られ、独房に閉じ込められ、死人ベッドに縛り付けられるなどの迫害を受けた。5、6人の警官らは劉さんを押さえつけて滅多打ちにし、革靴で劉さんの全身を踏みつけた後、鉄の死人ベッドに嵌めた。その間、劉さんは四十数日間もの間、寝返りすることさえできなかった。そして劉さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、大隊長・劉忠科らに布を口の中に無理やり詰め込まれ、歯が数本抜け落ちた。

'中共酷刑示意图:殴打'
拷問のイメージ図:寄ってたかって、殴打される

 叫び声が聞こえないようにするために、劉さんの頭にボクシング用の ヘッドギアを被せられ、そのままの状態で死人ベッドに縛り付けられた。いったん縛り付けられると、1カ月以上あるいは数カ月間このまま続けられた。当時64歳の劉さんは拷問室から出たあとで、死人ベッドに縛り付けられたため、視力が低下し字が見えなくなり、身体にも大きなダメージを受けた。

'酷刑演示:死人床'
拷問の実演:死人ベッドに縛り付けられる

 2008年9月、いかなる法律に沿った手続きもなく、劉さん本人も知らない状況下で懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。2008年9月24日、劉さんは本渓の刑務所に移送された時、長期にわたり灌食を受け、歩けなくなった。2011年12月25日に、劉さんはようやく解放された。

'酷刑示意图:摧残性灌食'

拷問のイメージ図:むごい灌食を無理やりされる

 四、洗脳による迫害

 統計によると、4月に14人の法輪功学習者が洗脳班に送られた。

表6、4月に洗脳班に送られた法輪功学習者の人数統計表

  名  前  

  省  

  市  

郭树森

山東

東営

夏德云

山東

東営

夏德珍

山東

東営

王淑英

山東

東営

王之安

山東

東営

田瑞霞

山東

潍坊

高仲英

重慶

 

白述英

重慶

 

刘萍

重慶

 

陈明騫

北京

 

蔡冬莲

湖北

武漢

周燕玲

江蘇

南京

杨群

広西

北海

宫润忠

新疆

石河子

 五、経済的な迫害を加える

 統計によると、4月に警官は家財を押収し、連行した際に、略奪、もしくはゆすり取った現金の総金額は11万1320元に上った。

表7、4月に警官が略奪し、ゆすり取った現金の金額と地域別分布表

 名  前 

  省  

 市

略奪し、ゆすり取った金額(元)

戴启鸿

黒竜江

牡丹江

1万8000

葛玲仁

遼寧

盤錦

800

高兴太

河北

秦皇島

2万3000

吴娴意

湖北

咸寧

500

于美花

吉林

長春

2万

王丽

吉林

長春

2万

解赴东

吉林

長春

8000

刘明辉

吉林

吉林

400

步桂珍

山東

煙台

2220

陈泽荣

陝西

漢中

400

赵兰琴

甘粛

咸陽

1000

杨淑琴

河北

平泉

1万5000

宋常花

山東

淄博

2000

合計

11万1320元

 結び

 明慧ネットの2018年4月19日に「法輪佛法を迫害した河北省の中国共産党人員が悪報に遭う」の文章が発表された。河北省は中国政府の所在地でもあり、迫害の最も深刻な省の一つでもある。2016年1月18日までの明慧の統計されたデータによると、明慧ネットで報道された河北省の法輪功を迫害する実例は、合計1万1163件で、直接迫害を受けた法輪功学習者は1万2273人に上った。そのうちの463人の人達が何の罪も犯していない善良な法輪功学習者たちであるにもかかわらず、迫害により死亡した。

 残忍なこの度の迫害で、迫害した側にもこれもまた厳しい悪の報いを受ける結果を招いた。明慧ネットの資料の統計によると、1999年から2018年2月の初めまでに、迫害に参与した河北省610弁公室の人員だけでも悪報に遭った人数は106人に上り、全国首位となった。迫害に参与した各部門の人員が悪報に遭った人数は2238人に上り、巻き添えにされた家族の人数は532人である。この悪報を受けた死亡者数は家族を含めるとなんと1095人に上った。ここから見れば、この悪報の凄まじさが感じ取れる。しかし、中国共産党がわざと事実を隠蔽し、情報を封鎖しているために、実際に悪報に遭った人員の人数はもっと多くに上り、恐らく目にすれば驚くほどの人数になるはずである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/31/368249.html)
 
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